活動内容

Wクリック4月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45〜12:45(60分)役員会

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 青山 誠会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 鎌形 優介会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 栁内 大樹会員

15分間休憩

16:45~16:55 (70分) 予備時間 

(会場は17時までに全て退場)

17:30 懇親会  

 

演者1
青山 誠 (有)旭技工所

「若手技工士のモチベーションを上げるには」

 歯科技工士のなり手不足が深刻と言われていますが幸いにも弊社には10人の20代技工士が在籍してくれています。4月からは2人の新入社員も入る予定です。しかし、働き方改革で時間制限もあり技術習得に苦戦しているのが現状です。若手技工士には仕事が楽しくなって長くこの仕事を続けて欲しいと思っていますがその為には、技工に興味を持ってもらいたいと思い新たに勉強会を発足しました。若手が自分でプレゼンを作り、発表することで少しでも自信がついて今後の仕事に良い影響が出る事を期待しています。今回は若手技工士のモチベーションを上げるための弊社の取り組みをお話しします。

演者2
鎌形 優介 ADS

「インボイスとWクリック会計」

 令和5年度10月1日から開始されたインボイス制度は消費税の仕入税額控除の方式であり、仕入額控除を受けるためには適格請求書(インボイス)の発行・保存が必要である。この制度は消費税の免税事業者・課税事業者だけではなく我々のような任意団体にも影響がある。消費税納税については経営者の方々であれば日々関わっているが従業員では馴染みがあまりないと思われることから今回は消費税納税の基本からインボイス制度の内容を紹介し、Wクリックのインボイス制度への対応を確認したい。

演者3
栁内 大樹 (有)ケイ・ワークス

「インプラントライブラリーを使用せずにインプラントを製作してみる」

 IOSが普及していく中でますます、IOSでのインプラント補綴物を製作することが多くなってきました。メーカーが用意してくれたライブラリで対応もできないケースもあり、その場合は歯科医院側にアナログ印象を依頼することもありました。 IOSデータでライブラリを使用せずに再印象も行わずに製作することができました 今回はそのやり方をご紹介いたします。

Wクリック3月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45〜12:45(60分)役員会

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 浅川 勝会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 片山 貴博会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 木村 義明会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 杉山 雅和会員

10分間休憩

16:00~16:55 (55分) 予備時間 

(会場は17時までに全て退場)

17:30 懇親会  

 

演者1
浅川 勝 デンタル・ネット

「ChatGPTについて」

 ウェブサイトを閲覧していた際に、「歯科医師の新たなサポーター:ChatGPTの導入で変わる日常業務」というページに偶然出くわしました。他にもChatGPTを歯科領域で活用しているかどうかを探ってみると、「歯医者さんGPT」というサイトや、「話題のChatGPTを使って歯科コラムを更新してみた」というサイトなどが見つかり、これらのサイトに興味を持ち、ChatGPTを導入してみることにしました。その結果、予想を上回る動きを体験をしたため、今回、ChatGPTについて発表したいと思います。

演者2
片山 貴博 星デンタルラボラトリー

「日常臨床と日常生活」

 歯科技工士の仕事は歯科医院から依頼を受けて様々な種類の補綴装置を様々な手法で製作することですが、私たちの手元に来るまでには、患者自身の人生背景や歯科を受診するに至った経緯があり、それらに対する希望や要望を叶えるべく歯科医師による診査・診断、治療計画の立案がなされます。そして補綴が必要となったときに歯科技工士が介入し補綴装置(技工物)を製作します。それは完全オーダーメイドの技工物ですが、生体に調和させることで10年、20年、またはそれ以上長い年月に渡り機能し続けるこもできます。より良い補綴装置を製作するには歯科技工士としての技術、知識、経験はもちろん大切ですが、前後の状況や人生背景を考慮し読み解くことも患者満足度の高い補綴装置に繋がることを実感しました。そこで今回は前歯部補綴のケース通じて、患者の要望、Drの考え、技工士としての提案など製作をするあたり考慮したことをお話ししたいと思います。また、元旦に起きた能登半島地震では石川県を中心に新潟県にも大きな被害をもたらし、多くの方の日常が奪われました。現状と防災についても考えたいと思います。

演者3
木村 義明 (有)エステティックアートデザイン

「DWX-50のメンテナンスについて」

 ローランドDWX-50のサポートが終了していますが、まだまだ現役で使用している所が 多い現状にあるのではないでしょうか?私のところでは、2年ほど前に最終のメンテナンスを完了し使用していたところ、前よりも早くベアリングにがたつきが出ました。ワックス専用で使用していたにも関わらず、使用不能になっていまいました。元々、メンテナンス時に次回は自分でやってみようと説明は聞いていたので、お盆休みを利用して見よう見まねでやってみました。すると思っていたよりも結果が良く、前にも増して表面性状や適合が良くなりました。海外では、まだスピンドルモーター等が販売されています。スピンドルモーターが使用可能状態であれば、この先も長く使用できるのはアナログ機構の多いDWX-50ならではだとは思いますが、メンテナンス工程を皆様にお伝えしようと思います。

演者4
杉山 雅和 (有)アートセラミック

「フェイススキャナーについて」

 近年、弊社の顧客歯科医院ではIOSの普及が広がってきています。また保険適用になるとの情報から普及型のIOS機器も目立つようになると思われます。それに付随し自由診療では、保険診療との差別化に伴いフェイススキャナーの需要が見込まれると考えています。また最近では、昨年のIDSで紹介されていた精度の高いファイススキャナー機器も様々なメーカーさんが販売に手を挙げていることから、今後の普及に期待したいと願っています。我々歯科技工士の仕事は、正中や咬合平面、歯牙の長さなど決定要素としての情報があまりにも少なく、試適を挟んでもらうようお願いしても中々理想通りには進まなかったり、試適を挟んでもらってもご自分で直せる歯科医師が少なくなっており、再試適を繰り返すなど苦労している技工士方が多いのではないでしょうか。導入を促し先生方にリサーチしても「フェイススキャナー機器はまだまだ高額で優先順位としてはまだまだ後かな」というのが現状でした。そこで導入を促すきっかけで、最近持ち出し可能な小型のスキャナーを導入し試し始めました。専用機器との違いは明らかですが、患者さんやスタッフの方々の反応は思っていたより好評でした。そんなきっかけ作りの取り組みをお話したいと思います。

 Wクリック2月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45〜12:45(60分)役員会

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 浅川 勝会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 片山 貴博会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 木村 義明会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 杉山 雅和会員

10分間休憩

16:00~16:55 (55分) 予備時間 

(会場は17時までに全て退場)

17:30 懇親会   

 

演者1
石澤 亮一 (株)シンワ歯研

「Z世代が歯科技工士として成功するために!その2」

 歯科技工士不足に歯止めが効かず、ますます若手歯科技工士の希少性は高まっています。せっかく歯科技工士ライセンスを手に入れても、離職で廃業しては元も子もありません。卒後の就職先での教育は重要な役割を果たすと考えています。しかしながら、前回の発表でお示ししたように、Z世代教育に携わっている昭和世代からは、その難しさを指摘する声が各所で上がっています。やめることなく、かつ歯科技工士として成功(やりがいと生活の質)していくためにどのように育てて行けば良いのか?それはZ世代歯科技工士を雇用しているラボ経営者あるいは管理者にとって喫緊の課題ではないでしょうか。本発表ではZ世代の特性に一歩踏み込み、不安の時代背景ゆえの教育方法(レジリエンス向上)と世代ギャップを埋めるための対話文化熟成への取り組みなどをお示しいたいと考えています。

演者2
今田裕也 協和デンタルラボラトリー

「現在のIOSで義歯症例はどこまで使用できるのか」

 IOSの普及率は増加の一歩を辿っています。去年のIDSでは価格の下がった製品などが多く出ていることを考えると、今後もIOSを所有する歯科医院は増加していくことが予測されます。現状IOSを使用した補綴装置は、歯冠修復の分野がその多くを占めており、CAD/CAM工程による製作プロセスが一般的になりつつあります。一方で義歯分野は粘膜といった軟組織を相手にするため、IOSを使用する機会は限られてくるように感じます。今回は今までのIOSで試みた症例を通して、現状できる事は何かを改めて皆様と共有させていただければと思います。

演者3
岡野 浩之 (株)モリタ

「システマ歯ブラシのご紹介」

 歯科専売商品は、一般商品とくらべ様々な種類があり 口腔内に合わせた機能を持っております。DRやDHは、患者の治療方針、補綴物に合わせて推奨できるように準備をしております。患者さんは、特に高額インプラント治療において、長持ちさせたいという気持ちは大きいでしょう。しっかりしたオーラルケアをすることが長期間に渡り、快適に噛めることにつながります。今回は、弊社、取り扱い品についてその特徴をご紹介いたします。またWクリック会員の皆様にも自分の歯を守るという観点からどのような歯ブラシがあるのか?ぜひ知ってほしいと思います。

演者4
松浦 賢治 DKK(株)

「ラボ間の業務提携について」

 Wクリックの今後の活動方針について、私は学術を中心としたスタディーグループの指針に経済的メリットの追求を加える提案をします。歯科技工の進化において、装置型産業へのシフトは不可避であり、資本力を持つ会社が有利になる傾向が強まっています。このため、小資本の会社は新たな機械を導入することに躊躇しています。提案の一環として、会員相互が協力し、ネットワークを通じて経済的負担の軽減が可能なスキームを構築するアイデアを提示したいと思います。共通の利益の発見、実績と信頼の構築、不具合が発生した際のフィードバックと改善が具体的な課題となります。歯科技工の分野では、機械の導入や新設には相応のコストがかかりますが、複数の会員が協力すれば経済的負担が分散され、共通の目標を達成しやすくなります。共同のプロジェクトを進めることで、資本力に劣る会員も機会均等が生まれ、業界全体の発展が期待されます。課題解決には相互の連携が不可欠であり、共通の利益を見つけ出すことで協力関係が深まります。実績と信頼を築くことで、会員同士の信頼が高まり、効果的な連携が可能になります。不具合が生じた場合も迅速なフィードバックと改善が求められ、組織全体の品質向上に寄与します。総じて、経済的メリットの探求と学術的な活動の両立を図るためには、会員相互の協力が欠かせません。以上のことから、会員相互の連携が保たれ、会の発展が促進されれば良いのではないでしょうか。

 Wクリック12月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45〜12:45(60分)役員会

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 岡野 浩之会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 加藤 由可子会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 高橋 夏生会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 角田 克彦会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 会員発表 濱木 健吾会員

16:30〜16:55 (25分) 予備時間 

(会場は17時までに全て退場)

17:30 忘年会  

 

演者1
岡野 浩之 (株)モリタ

「仕事の数字に強くなろう」

我々は、毎日数字に囲まれて生きています。数字が得意な人もいれば不得手な人もいるが、社会で仕事していくには、数字から逃れることはできない。ある意味 ビジネスの共通言語といっても過言ではないでしょう。医療費、歯科医院の経営などについて数字を頼りにその内面を説明したいと思う。また数字を強くなるための第1歩として心がけるヒント、営業時代に私が問題意識を持って取り組んだ一部をご紹介したい。皆さまのお仕事の一助となれば幸いです。当日は、時間の許す限り 商品紹介もさせて頂きます。

演者2
加藤 由可子 コスモサイン(同)

「Aidite社について」

中国のAidite社は、2007年に中国で設立された、歯科材料および歯科機器のメーカーです。ジルコニアメーカーとして誕生しましたが、歯科業界のデジタル化に先立ち、現在はCAD/CAMに関連する材料や機器を幅広く提供しています。従業員数は700人を超え、130以上の国と地域にサービス展開されています。今回は、Aidite社の概要と、日本市場での主力製品である3DPro、Biomicについて紹介をさせていただきます。

演者3
高橋 夏生 医歯薬出版(株)

「歯科技工所におけるセキュリティ対策を考える」

デジタルデンティストリーの発展に伴い,歯科技工所で扱う患者に関する情報は,急激に増加しました.IOSの普及やリモートワークの導入が進めば,管理するデータの種類や数は今後さらに増えることが予想されます.これには,コミュニケーションや作業効率の面で大きなメリットがある一方,患者情報流出のリスクが高まっているという側面もあります.しかしながら多くのラボでは,十分なセキュリティ対策を講じているとは言えないのが現状ではないでしょうか.そこで今回,患者情報漏洩のリスクと基本的な対策についてご紹介できればと思います.発表を通じて,みなさんと一緒に歯科技工所におけるセキュリティ問題について考えていければ幸いです.

演者4
角田 克彦 ストローマン・ジャパン(株)

「新製品のご紹介」

ストローマン・ジャパンから新製品をご紹介をさせていただきます。

演者5
濱木 健吾 (株)フォレスト・ワン

「シェードセレクションを誰でも簡単にするソリューションについて」

2005年に日本でジルコニアの使用認可が降りて以降、マテリアルの進化は目覚ましく、前歯修復の際にモノリシックジルコニアを選択することも増えてきています。その前歯修復の際に、いかにシェードを合わせるかはチェアサイド・ラボサイド双方の永遠のテーマではないでしょうか。今回はシェードセレクションを標準化する為の、弊社のシェードマッチングソリューションについてご紹介いたします。

 Wクリック11月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45〜12:45(60分)役員会

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 青山 誠会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 片山 貴博会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 安孫子 貴祐会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 佐々木 克典会員

10分間休憩

16:00~16:55 (55分) 予備時間 

(会場は17時までに全て退場)

17:30 懇親会 

 

演者1
青山 誠 (有)旭技工所

「IOS時代を想定した取り組み」

 弊社では本格的にCADを導入して10年程になりますがIOSデータでモデルレスのケースも徐々に増えてきました。先生方の評価も概ね良好で印象の時よりもセットが楽になったと言われることもあります。しかしながら大半の先生方は印象~模型をおこしラボで模型作りを行う従来の方法です。弊社では模型有りのケースでもIOSデータの時と同じようにデザインを行い、模型上で限りなく調整の少ない補綴物を目指していますが、検証してみると半分~6割くらいしか調整無しでは補綴物(ジルコニア)が模型に戻らない状況です。IOSと印象では状況も異なりますのでIOSの時と全く同じようには製作するのは難しいかもしれませんが模型有りのケースで、戻らない原因を追求し模型上での調整を限りなく少なくすることで今後更なるIOSの普及に備えたいと思っております。まだまだ試行錯誤の段階ではありますが今回の発表を通して皆様からも御指導いただけたらと思っております。

演者2
片山貴博 星デンタルラボラトリー

「3Dプリンターの活用と現状」

 デジタルという“技法”は現在の歯科技工作業の主軸となり、日常臨床はもちろん雑誌やセミナーなどその殆どがデジタルベースであるように思います。私自身も、この技法は10年ほど経験できていますが、機械や材料の種類の多さと技術力の向上が加速度的に進んでいることから、時代の波に呑み込まれないよう情報収集をしてなんとかしがみ付いている状況です。現在勤務しているラボでは、まもなく8年目を迎えようとしていますが、入社当時はデジタルの要素はなく、このラボには必要ないものだと思っておりました。しかし、需要によるマテリアル変化を主に、作業効率、外注経費なども再考した結果、ラボスキャナーと3Dプリンターの導入に至り、現在日々の臨床に活用しています。3Dプリンターに関しては一昨年、昨年『弊社での3Dプリンターの取り組み』と題し紹介させて頂きましたが、ようやく日常臨床での使用用途が明確になり、精度も安定してきました。現状の結論として、作業時間の短縮に直結している実感はまだ少ないですが、使用用途が明確になったことで所要時間の把握がしやすく、作業に専心できるようになりました。一方で、自社の強みである分野はまだ従来法で製作しなければならないことが多いため、さらにデジタルを“技法”の1つとして組み込むことで、作業時間の短縮、効率化、精度の安定を図ることができると思いますので、その取り組みをお話ししたいと思います。

演者3
安孫子貴祐 (株)松風

「新製品 アイスペシャルC-Vのご案内」

 Wclick会員の皆様方におかれましては、日々臨床現場にて活躍されていることとお慶び申し上げます。さて、弊社は歯科材料メーカーとして長年に亘り、より良い製品や機器の提供に努めてまいりました。今回、発売以来、多くのユーザーさまからご好評をいただいているアイスペシャルシリーズの最新作「アイスペシャルC-V」をご案内させていただきます。最新情報としてご承知おきいただければ幸いです。

演者4
佐々木克典 (株)トクヤマデンタル

「トクヤマデンタル新製品のご紹介」

 9月29日から31日まで開催されたワールドデンタルショーにあわせて、当社は2つの新製品をローンチしました。ひとつは歯科治療で急速に発展が進む口腔内スキャナで、今回はMedit社のi700の取り扱いを開始しております。すでに国内市場でも多くのメーカーが取り扱っているのでご存知の方も多いと思いますが、概要をご説明させていただきます。もうひとつは、シェードの概念がない新しいコンセプトのCRでおなじみの「オムニクロマ」に、新たに「オムニクロマフローバルク」をラインナップに追加しました。従来のオムニクロマの性能に、更なる特長を併せ持つこちらの製品をご紹介させていただきます。

 Wクリック10月特別講演会
 

タイムスケジュール

11:45〜12:45(60分)役員会

5分間休憩

12:50~ 201号室前に受付設置

13:00~ 会員集合・賛助会員の展示品搬入

~13:15 (15分)  会場設営・ハイブリット接続などの準備

13:15~13:30 (15分) 会員会議

13:30~14:00 (30分) オブザーバー受付開始・開場 / 演者接続チェック / ビデオカメラ準備

特別講演会

14:00~15:10 講演前半

15:10~15:20 休憩

15:20~16:20  講演後半

16:20~16:30 休憩    

16:30~16:45 デイスカッション/質疑応答

16:45~17:00  (15分)副会長による閉会挨拶、懇親会の案内、会場の後片付け

(会場は17時までに全て退場)

懇親会

17:00~ 嘉賓

演者
杉山雅和氏 (有)アートセラミック

「インプラント治療に携わる歯科技工士の基礎知識について」

   2020年3月より2022年4月にわたり医歯薬出版株式会社・月刊歯科技工に「インプラント治療を成功に導くために歯科技工士が果たす役割」と題して16回にわたり連載で書かせていただきました。医療においてこれで正解というものはなく、材料・システムなど常に日進月歩でアップデートされていきます。チーム医療を行う上で共通認識を育み、常に独自の方法を構築していく必要があります。歯科技工士がインプラント治療に携わるうえで最低限知っておくべき基礎知識について一緒に考察したいと思います。

 Wクリック9月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45〜12:45(60分)役員会

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 石澤 亮一会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 遊亀 裕一会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 佐々木 大樹会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 松浦 賢治会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 会員発表 宮澤 宗男会員

16:30〜16:55 (25分) 予備時間 

(会場は17時までに全て退場)

17:30 懇親会

 

演者1
石澤 亮一 (株)シンワ歯研

「Z世代歯科技工士が成功するために」

  Z世代とは一般的に、1990年代後半から2012年頃生まれた世代を指し、ここ最近の新卒歯科技工士最多数は、正にZ世代歯科技工士と言えよう。Z世代はデジタルネイティブやスマホネイティブの世代でもあり、ソーシャルネイティブである点が特徴。物心ついた頃にはすでに先端的なテクノロジーやデジタル技術に触れているため、インターネットやテクノロジーとの親和性が高くなっている特性がある。Z世代歯科技工士の価値観は、昭和技工士との世代間ギャップの象徴的存在であり、各所で昭和世代からのZ世代歯科技工士の社員教育が難しいという声を聞くことも少なくない。しかしながら、歯科技工士新卒者が年間700人程度という現在においてその希少性は益々高まり、それ故、Z世代が歯科技工士として豊かな新時代を創るよう世代や価値観を超えて我々昭和世代歯科技工士も協力していかなければならないと考えている。本発表では、Z世代歯科技工士が成長するために現在自社での取組や課題を共有し、より現実的な教育の実現に貢献したいと考えている。

演者2
遊亀 裕一 (有)山手デンタルアート

「Wクリック発表時の抄録について」

 抄録は発表内容の必要な部分だけを抜粋した抜き書きです。そのため、発表内容の予告文とも言えます。しかし、この数年Wクリックの抄録を拝読すると、今ひとつ何を発表するのかわからない文章があり、また誤表記も見受けることがあります。Wクリックは堅苦しくない勉強会です。そのため○○学会等から求められる杓子定規な抄録は書かなくて良いと思います。しかし、最近はWクリックHPの充実から閲覧する方が増えていることもあり、ある程度の質をもった抄録は必要かと思います。抄録は自由に書くのではなく、決まった構成どおりに書くことで、筋の通ったわかりやすい内容にできます。また、誤表記を防ぐには各種学会の用語集は参考になり有効です。今回は、私が過去に間違えた事例も紹介しながら、抄録の構成や用語表記について述べたいと思います。

演者3
佐々木 大樹 相田化学工業(株)

「当社のより良い職場環境作りや営業活動における営業車両の法令順守に関した活動」

  日本の社会では徐々に働き方改革が進み、当社でもその取り組みに力を入れております。この先、社員が長く働いていける環境を目指して行っているいくつかの活動をご紹介いたします。また昨今の自動車運転に関する法令の厳罰化に伴い、当社の営業活動での無事故無違反は最重要項目の1つです。その為に行っている活動や対策につきましてもご紹介させていただきます。

演者4
松浦 賢治 ケン・デンタリックス(株)

「経営計画書の効果」(目標達成のマインドセット)

  「経営者は孤独である」という言葉は広く認識されるものであり、その理由として様々なリスクを背負いながら会社を運営する責任があるため、絶えず改善と成長の方法を模索する中で、社員の協力が得られないという課題によるものです。社内にルールや目標が明確でない状況では、社員は自由に行動しやすく、組織全体の方向性がぼやけてしまうことも考えられます。そのため、経営者は経営計画書を作成することで、会社の目標や方針を明確に示し、社員に指針を提供する重要性を認識できます。この計画書の作成過程は、社員教育を見直す契機ともなり、組織全体での方針共有や目標達成に向けた取り組みを進める助けにもなっています。具体的な課題として、毎月の残業時間の短縮と同時に売上の拡大が挙げられています。この課題の解決には、社員の昇給や設備投資が必要であり、個人の習慣やマインドの改善、新しいアイディアへのチャレンジも重要です。これらの取り組みを通じて、組織の目標達成を加速させることができます。過去に経営計画書がなかったことで、経営サイドの思いが社員に伝わらなかったという苦い経験から、その改善のため取りくみました。その結果、具体的な決め事や目標を掲げることで、組織全体の調和を図り、損益分岐点を超える経営を追求することができました。結論として、経営者は孤独感や課題に直面しながらも、経営計画書を通じて目標の明確化や社員への指針提供を行い、組織全体の成長と目標達成を推進することができるため、その内容についてお話したいと思います。

演者5
宮澤 宗男 ケン・デンタリックス(株)

「歯科技工所の機械化による作業内容等の変遷とそれに伴う作業効率化による効果の考察」

  歯科技工所にもCAD/CAMを主としたデジタル化の波は種々の意味で避けられない時代となっているかと思います。現在日本の様々な業種で人手不足や最悪の場合、求人難型の人手不足倒産というニュースを耳にすることも多くなりました。歯科技工士が劇的に少なくなっている現状では、歯科技工所が直面している最も大きな課題の一つと言っても過言ではないかと思います。デジタルを利用して作業の効率化を図り、残業時間を減らしながらも労働生産性を上げていかなければ新卒や中途での新規採用も難しい状況に急激に変わって来ていると思います。デジタル化とそれに伴う作業内容や人員配置の変更は一朝一夕には難しく確実な正解はないかとは存じますが、弊社での取り組みとその効果をご紹介させていただければ幸甚に存じます。

 Wクリック7月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 青木 典男会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 千葉 慎太郎会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 永井 麻衣子会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 吉澤 和之会員

10分間休憩

16:00~16:55 (55分) 予備時間 

(会場は17時までに全て退場)

17:30 懇親会

 

演者1
青木 典男 ペントロン ジャパン(株)

動画プレゼンシステムをささえる基礎技術
「画像記録&管理システム」治療内容の説明プレゼンテーションについて

  弊社では、マイクロスコープのHDMI信号を取り込むことで、患者さんに説明するためのプレゼンテーションシステムを提供しております。システム自体は以前の発表で紹介していますので詳細な説明は省きまして、システムで活用されている技術(動画取込、データ圧縮、タッチパネル操作) についてご説明いたします。

演者2
千葉 慎太郎  ウィング千葉・デンタルラボラトリー

「隣接面コンタクト」

  私が、仕事でほぼ毎日行う「苦手」と思う作業の一つに「隣接面コンタクトの調整」がある。皆さんも仕事の中で「面倒・苦手な作業」の一つくらいはあると思う。しかし、何十年も同じ作業をやってきたにもかかわらず、いまだに数ミクロンの範囲で、きつい、緩い、足りないがある。原因は様々だが、修正の事案になる。だから苦手だ。通常ケースにおいて、歯科医院からもらえる隣接面コンタクトの当て方についての患者情報はほとんど無く、修正が腹立たしいときもあった。技工士側のできる最低限は、それぞれ均等な圧力で適切な位置に面接触を作ること。模型から読み解けるあらゆる条件を盛り込み、気持ちは「無調整」のつもりでギリギリを狙う。なおかつ「短時間」で終わらせたい。今回、この中でも「面接触を作る」にこだわった私なりの方法を紹介する。

演者3
永井 麻衣子 (株)シンワ歯研

「IOS技工の工夫と効率化」

  IOS技工は模型レスで製作するため、チェアサイドでの調整が少なくなるよう模型上での技工の品質を向上させたり、納品時の入れ違い等のトラブルがないよう皆さんそれぞれ様々な工夫されていることと思います。弊社でもIOS技工が順調に伸びてきている中で、調整が少ない安定した品質の補綴物を提供すること、また、技工効率をアップできるよう日常で工夫していることをご紹介させていただきます。

演者4
吉澤 和之 (株)オーリアラ

「患者さんの思い、希望」

  臨床技工に携わって早46年になろうとしています。ラボ勤務の若い頃は、とにかく数の世界で再製が無いことを祈りながら遅くまで、がむしゃらに補綴物を製作する毎日であった。37歳の時に独立し自らシェードテイクや立ち合いに歯科医院に出向く機会が増えると同時に口腔内での自分の製作物の行方を確認したい気持ちが強くなり足繁く歯科医院に通いました。一喜一憂したものです。そこでの患者さんの想いや希望をお聞きしての補綴物を製作していた時の写真を引っ張り出し、改めて初心を思い出すよう自分のマンネリ化しつつある気持ちを一新したいと思っています。今回の発表は、その一部を振り返ってみたいと思います。

 Wクリック6月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45~12:45 (60分) 役員会 

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 浅川 勝会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 木村 義明会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 白石 大典会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 長岡 理恵会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 会員発表 難羽 康博会員 

16:30〜16:55(25分)予備時間

(会場は17時までに全て退場)

17:30 懇親会

 

演者1
浅川 勝  デンタル・ネット

「仮着器を使った外冠ロー着」

  当初、埋没材を使って外冠ロー着を行っていたが、3番をからめたアールの強いケースや本数の多いケースなど適合に苦労していた。不適合の要因として埋没材の硬化膨張と加熱膨張など、自分がコントロールできない部分があり、その対処方法として埋没材がない状態で固定出来る仮着器を使ってロー着を試みた。当初は機械の扱いになれずに不適合もあったが、現在では不適合は殆どなく快適にあつかえている。今回は、フルマウスのコーヌス外冠の仮着からロー着までの流れを見て頂き、アナログ作業の実態を紹介したい。

演者2
木村 義明 (有)エステティックアートデザイン

「WAXディスク・3Dプリント樹脂の使い分けと鋳造マニュアル」

  最近では歯科技工のデジタル化も進み、CADCAMシステムや様々な材料を選んで使い分けるようになってきている。鋳造に焦点を当てても、WAXディスク・3Dプリント樹脂など多種多様に選択の幅が広がる。今回はクラウンブリッジ・パーシャルフレームを製作するに当たり、機器やその他の材料を含めた場合や、埋没材選択からファーネス昇温スケジュールなど鋳造マニュアルを構築してみた。それを踏まえて、WAXディスクや3Dプリント樹脂から何を選択したらいいのかを紹介する。

演者3
白石 大典 (有)湘南セラミック

「支台歯形成無しテンポラリークラウンの作製とそのプリント模型」

  近年、デジタル印象が普及してきました。それに伴い、インプラントや、ジルコニア補綴の印象もデジタルで行われるようになってきました。そのデジタル印象を利用して、形成前のテンポラリークラウンの製作依頼がありました。弊社での通常の製作方法はプリント(樹脂)模型を製作し、その模型を支台歯形成、スキャン、デザイン、PMMAの削り出し、模型上への調整、研磨という手順での作成でした。やっている事はアナログ印象より手間がかかっていることが残念に思いました。そこで、デジタル印象からデジタル上でクラウンのデザイン、支台歯形成までを完結する方法はないか考えました。今回は、デジタル上で自動的に歯台支形成し、その形をプリント模型にする方法をご紹介します。

演者4
長岡 理恵 (株)東洋デンタル

「ポジティブ心理学について」

  ポジティブ心理学とは,1998年にアメリカの心理学者マーティン・セグマンが提唱した幸福やポジティブな要素を科学的に研究する学問です。数々の研究からとられた統計データで多くの人に効果があると実証されています。ポジティブ心理学を実践すると幸福感が上がります。それによって無駄な落ち込みがなくなり、集中力が上がり、仕事のパフォーマンスが向上するとされています。日常で使えそうなポジティブ心理学をいくつか解説したいと思います。

演者5
難羽 康博 アスパイア

「人生100年時代に向けた食事法」

  日本人の平均寿命は女性87.45歳、男性81.41歳でともに過去最高で(2021)、「人生100年時代」は決して大げさではない表現になりました。一人で自活できる健康寿命との差は男性72.68歳、女性75.38歳となっています(2019)。この差の期間は介護を受けたり、入院したりと本人もつらいでしょうが、家族や周りの人たちも大変です。国の医療費もかさみます。この差を縮めるために、個々人の健康への取り組みが必要です。健康にかかわる3大要素は「睡眠」「食事」「運動」ですが、今回は私が長く取り組んできた「食事」について発表します。

 Wクリック5月特別講演会
 

タイムスケジュール 

11:45~12:45(60分) 役員会 (嘉賓)

   12:50~ 201号室前に受付設置

13:00~ 会員集合・賛助会員の展示品搬入

~13:15 (15分)  会場設営・ハイブリット接続などの準備

13:15~13:30 (15分) 会員会議

13:30~14:00 (30分) オブザーバー受付開始・開場 / 演者接続チェック / ビデオカメラ準備

 

特別講演会「IDS2023参加者による報告会」

    14:00~14: 10 (10分) 講演会概要説明/会長による開会挨拶、会場内/懇親会の案内(総務)

    14:10~14:40 (30分) 講演 ① トクヤマデンタル 佐々木会員

    14:40~15:10 (30分) 講演 ② 杉山会員

    10分間休憩

    15:20~15:50 (30分) 講演 ③ ペントロンジャパン 青木会員

    15:50~16:20 (30分) 講演 ④ 今田会員

    16:20~16:45 (25分)  デイスカッション/質疑応答

    16:45~17:00  (15分)副会長による閉会挨拶、懇親会の最終案内、会場の後片付け

     (会場は17時までに全て退場)

懇親会  懇親会会場「嘉賓」 17時10分~

 

演者1
佐々木 克典会員 (株)トクヤマデンタル

「トクヤマデンタルにとってのIDS2023」

  日本からも多くの方が訪れるIDSですが、歯科医師や歯科技工士の方はもちろん、当社のような歯科メーカーの担当者も多く参加しています。企業としてブースの出展の他に、情報取集や海外のディストリビューターとの交渉など、目的は多岐にわたります。新型コロナウィルスの影響も落ち着いてきて、人や情報の行き来がまた活発になってきたこの年、当社がIDSに参加しておこなったことなどを簡単にご報告したいと思います。また、旅の道中での出来事やトラブルなども少しお話させていただきます。

演者2
杉山 雅和会員   (有)アートセラミック

「IDS2023視察で私が感じたこと」

  歯科技工作業にスキャナー・デザインソフト導入が余儀なくされた際、歯科業界がどの様に進んでいくかに興味を覚え2011年に私にとってのIDS視察が始まった。2017年には技工機器・材料、ソフトは成熟期を極めたと判断し、その後の視察は控えていた。IOSの普及も進んできた現在、チェアサイド・ラボサイドがどのように変化していくのか再び興味が湧き、久しぶりのIDS視察を決定した。6年ぶりとなったIDS2023、私が感じたままをお話したいと思う。

演者3
青木 典男会員 ペントロン ジャパン(株)

IDS 2023『歯科技工士の知らいない世界(第40回ケルン国際デンタルショーを視察して)』

  世界最大のデンタルショーで2年に1回開催されいる「IDS」は2019年通常の開催後、コロナ禍での行動制限、経済活動の自粛があり2021年には通常3月開催を9月にずらして縮小開催し、今年2023年の通常開催となりました。デジタル化の波は人間社会全体を巻き込み、歯科治療、歯科技工においても目まぐるしく変化してます。今回視察して「歯科技工士の知らいない世界」歯科領域と医療関連の興味深いトピックスがありましたので是非ここに発表させていただきたいと思います。 

演者4
今田 裕也会員  協和デンタルラボラトリー

「IDS参加から見えた歯科技工の未来」

  当技工所では、約20年前より代表の木村を中心にIDSの視察を行い、歯科技工士としていかに精度の高い歯科技工物の製作が行えるかの視点で、技工材料、機器に関する情報収集に努め、自社の技術力向上の助けとしてきた。近年は歯科のデジタル化が大きく進展し、従来の「ものづくり」から「デジタルソリューション」への過渡期と見ていたが、今回の訪問では完全に「デジタルソリューション」を完成させる大きな転換点になったことを感じた。今回、IDS視察に同行する機会に恵まれ、世界の潮流を目の当たりにした。今後技工士として何を求められているのか、必要なものは何か、現地で感じたことを発表させていただく。 

 Wクリック4月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:45~12:45 (60分) 役員会 

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 加賀良隆会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 崎田竜仁会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 中島清史会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 平野周太郎会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 会員発表 栁内大樹会員 

16:30〜16:55(25分)予備時間

(会場は17時までに全て退場)

17:30〜 懇親会

 

演者1
加賀良隆 (有)ケイワークス

「ホスピタリティを考える」

  CAD/CAMの普及により多くの事が数値化され、機械やソフトにより多少の違いがあるにせよクオリティでの差別化は難しくなっている。またそれらを有効活用するための情報もインターネットやSNSなどにより誰でも得ることができる時代である。今まで技術力で取引先からの信頼を得てきた当社ではそこの差別化ができなくなると、これまでのやり方で仕事を増やし成長していくことは難しくなってくる。更に当社は営業力が脆弱なため、新たな仕事獲得のために出来る事を考えて行かなければならない。今回は、サービス業や接客業でよく用いられる「ホスピタリティ」を考えてみることで、今後の在り方を模索してみたい。

演者2
崎田竜仁 (株)鹿児島ミリングセンター

「金属床の研磨を考える」

  これまで金属床の研磨を電解研磨やシリコンによる手研磨を併用して行ってきましたがとても手間がかかるため1年半前に研磨機を導入しました。この研磨機を使うことにより研磨時間の短縮・仕上がりの素晴らしさ・精度の良さなど全てにおいて満足しています。手研磨や研磨機について私が考えることをお伝え出来ればと思います。

演者3
中島清史 (有)KNデンタルラボラトリー

「ピエゾグラフィーを使用したデンチャー製作」

  今回デンチャー製作方法として、患者さんの発音機能に合わせてデンチャースペースを採得する術式のピエゾグラフィーをおこない、それを基に治療用義歯からファイナルまでにどのように進めて行くかご説明させていただきます。

演者4
平野周太郎 ケン・デンタリックス(株)

「CADCAM技工を含めた分業化での人材育成で思う事」

  弊社では技工内容を分業化して日々の業務を進めています。歯科技工の工程を幾つかの工程に分けて分業化して作業を進めて行く場合、

・分業工程(受け持つ内容)の決定

・内容ごとの工程管理・作業日数の振り分け

・人員配置

・教育・育成

等の事を考えながら日々の仕事を進めて行く事が必要ではないでしょうか。分業化による作業効率の向上によるメリットは大きいと思いますが、受け持つ工程以外の知識、技術が習得しずらいデメリットもあると思います。また、CADCAM等の歯科技工のデジタル化により、デジタル技工、アナログ技工での分業化の影響でスタッフごとの知識、技術の偏りが大きくなっている様に感じています。そこで今回は分業化(分業制)での教育・育成に関して思う事、問題点や課題を発表させて頂きます。

演者5
栁内大樹 (有)ケイワークス

「ケイワークにおけるクラウドなどを使用した社内連携」

  スマートフォン、インターネットの普及により SNS、クラウド、リモートデスクトップなどを使用することで時間のロスがなく他者へ情報を共有できるようになりました。弊社では、情報の共有をいかにスムーズにできるか模索しておりました。現在ではSNS、クラウド、リモートデスクトップを使用して社内で連携を図れるようになってきました。今回は、それらを使い弊社での連携の仕組み、今後の課題、目標を発表させて頂きます。

 Wクリック3月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:30~12:30 (60分) 役員会 

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 澤畠孝重会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 杉山雅和会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 高辻威志会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 長谷川篤史会員

10分間休憩

16:00~ 16:55 (55分) 予備時間

(会場は17時までに全て退場)

懇親会 

 

 

演者1
澤畠孝重 JADE

「コバルトクロム合金の鑞付けについて」

 以前にもWクリック会員発表で紹介したが、当ラボでは2010年以降、コバルトクロム合金を使用した補綴装置製作が多くなっている。特にコバルトクロム合金を使用したコーヌスクローネ製作は多くの依頼がある。しかし、ここ数年、不安定な世界情勢が関係してか、製作過程において必要となる鑞付けの材料や機器が手に入れにくくなってきている。今回は、現在当ラボが鑞付け作業で使用している材料や方法等を発表する。

演者2
杉山雅和 (有)アートセラミック

「リモートデスクトップの活用について」

 デジタル技工が主流になっているなか、外出先から自由にPCにアクセスできることによって働き方が変えられると考えています。社内拘束により行動範囲が限られ外出することにより仕事が滞ってしまうなど、長期出張をためらってしまいがちではないでしょうか。外部からPCのアクセス方法は様々な方法があると思いますが、今回は社内が無人でも時間帯に関係なくPCアクセスできるリモートデスクトップについて考えてみたいと思います。

演者3
高辻 威志  J.ジョークラフト

「e-MAXの制作について」

 現在 私が実際行なっている技工内容はe-MAXのインレです。みなさんもご存知の内容かと思われますが、何かヒントがあれば幸いです

演者4
長谷川 篤史 Organ Dental Lab

「ディスクチェンジャー搭載のCAM機を使ってみて」

 弊社では、一年ほど前からチェンジャー付きのCAMを導入し、使用している。さまざまなCAMメーカーから、このようなディスクチェンジャー搭載のCAM機が販売されているが、作業効率など、 使用感について述べさせていただく。

 Wクリック2月例会
[会員発表]

タイムスケジュール

12:00~12:50(50分)役員会

10分間休憩

13:00~13:15(15分)会員会議

5分間休憩

13:20~14:10(50分)Wクリック令和5年度・第28回総会

10分間休憩

 

 2月の会員発表

14:20~14:50 (30分) 会員発表 今田裕也会員

14:50~15:20 (30分) 会員発表  鎌形優介会員

10分間休憩

15:30~16:00 (30分) 会員発表 橘田修会員

16:00~16:30 (30分) 会員発表 山口芳正会員

16:30~16:55 (25分) 予備時間

 

 

演者1
今田 裕也 ㈱協和デンタルラボラトリー

「Mesh mixerの活用術」

 2019年にデジタルデンチャーの勉強で韓国を訪問しました。日本に比べ、デジタルを利用した歯科技工が盛んに行われており、衝撃を受けました。そんな中で、Mesh mixerというフリーのソフトを使用したデジタル技工を目の当たりにし、自社でも活用できないか模索しながら臨床を行なっております。今回はその活用についてお話しさせていただきます。

演者2
鎌形 優介 ADS

「イラストについて考える」

 後輩の技工物をチェックしたり、技工を教えることがあるが自分の伝えたい事を上手く伝えるのはなかなか難しい。言葉だけでは足りずジェスチャーや絵を描く事も必要になってくる。今回はイラストを使って相手に自分の考えを伝えることについて考えたいと思います。

演者3
橘田 修 ㈲ケイ・ワークス

「歯科技工のデジタル化がもたらす恩恵・時間獲得編」

 今回の発表で何をテーマに取り上げるか悩んでいるときに、どうしたら2週間休んでスマトラで波乗りができるかを話してみたらと社員からアドバイスをもらった。振り返ると当社の1月のミーティングの社員プレゼン大会のテーマは「趣味」であり、嬉々としてプレゼンする社員の姿から時間獲得の大切さを痛感した次第である。デジタル化の恩恵として10年間でどれだけの時間短縮が進んだかをみながら、今回はみなさんと共に時間について考えていきたいと思う。

演者4
山口 芳正 (有)フェスタデンタルテクノロジー

「ざっくり知りたいコンピュータの演算のしくみ」

 機械式から電子式へと進化してきたコンピュータは戦後ノイマンらによって真空管を用いて二進法の演算をするEDVACの開発によって現在のコンピュータの基礎を構築したとされている。今回は二進数演算の論理回路のざっくりした理解と論理素子の進化の過程を電子の動きに注目して解説したい。また、昨今CPUの開発に限界が近づいていると囁かれているがその理由についてもお話ししたい。

 Wクリック12月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

11:30~12:50 (110分) 役員会 

10分間休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 浅川 勝 会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 岡野 浩之会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 加藤 由可子 会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 鎌形 優介 会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 会員発表 長岡 理恵 会員

16:30~16:55 (25分) 予備時間

(会場は17時までに全て退場)

15:30〜懇親会

 

 

演者1
浅川 勝 デンタル・ネット

「組織ルールと個人ルール」

 定款を作成しているときは組織にとって役員と会員がスムーズに運営できるような内容を中心に考えて制作しましたが、出来上がった内容を読んだ会員個人が「なぜそうするのか?」「どうしてそれをそうしなければいけないのか?」と定款の一部に関して納得出来ない内容もあったかと思います。その意見は、組織と個人の考え方の違いの現れであり、組織が個人にルールを押し付けになった部分があったからだと思います。今回は、その組織ルールと個人ルールについてそれぞれの意味や定義を検討してみたいと思います。

演者2
岡野 浩之 ㈱モリタ

「CADCAM冠接着面処理について」

 CADCAM技術の歯冠修復として、2022年からインレー修復も保険収載されました。今後 この分野の需要はさらに高まることは間違いないと思われます。また保険以外のジルコニアクラウンの修復においてもマルチレヤーなどの登場により頻度は増えていくと思われます。しかしながら正しい接着手順など各メーカごとに多様化され、歯科医師から悩む声も多いと聞きます。今回はCADCAM冠に焦点を合わせてシンプルで確実な接着方法について6年間検討してきた内容をお伝えしたいと思います。皆さんの明日からの仕事や先生方との会話にお役に立てれば幸いです。

演者3
加藤 由可子 コスモサイン(同)

Biomic-オールセラミックス用ステイン材

 マテリアルの進化に伴い、ジルコニアを使った補綴物として、前歯部も含めモノリシック症例が増えています。弊社コスモサインでは、2022年4月より、オールセラミックスに対応したステイン材、Biomicを販売しています。Biomicは特にモノリシックのジルコニア症例に使われている例が多く、720〜740℃の比較的低温で焼成することが可能です。色・用途によって、粘度の低い2Dペーストタイプと、粘度が高く形態修正が可能な3Dペーストタイプに分かれています。ピンク系統の色も充実しており、これまでレイヤリングが主であったガム症例もステインテクニックのみで完結することができます。今回は、Bimoicの特徴と症例についてご紹介いたします。

演者4
鎌形 優介 ADS 

デジタルマイクロスコープの活用

 弊社も開業から6年ほど経ち自分よりも若い人材が入社してきてくれてその人の技工物のチェックや技工作業を教えることが出てきた。チェックや技工作業はマイクロ下で行うことが多いのだが、ここで問題になるのがチェックする側はマイクロで見ているがチェックを受ける側は隣で肉眼で見ている事による情報認識の違いがあると思う。これを解決するにはマイクロ下の見えているものをモニターに出力する必要がある。今回はインターネットで安価で購入することができるデジタルマイクロスコープでその問題に取り組んだ事をご報告させて頂きます。

演者5
長岡 理恵 東洋デンタル

歯科衛生士としての私の仕事の覚え方・向き合い方について

 衛生士学校では、2年の10月から1年間臨床実習がありました。2ヶ月ごとに医院がかわるため、その都度そこでの仕事を覚える必要がありました。その時に、私がしていた仕事の覚え方について発表させて頂きます。

 Wクリック11月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 安孫子 貴祐会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 佐々木 克典会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 高辻 威志会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 長谷川 篤史会員

10分間休憩

16:00~16:55 (55分) 予備時間

17:00~懇親会

 

 

演者1
安孫子 貴祐  ㈱松風

「新商品のご案内」

 今般、Wclick会員の皆様方におかれましては、日々臨床現場にてご活躍されていることと存じます。弊社では、歯科材料メーカーとして長年に渡り、さまざまな製品や材料、機器をご提供させていただき、多くのお客様にご満足いただけるよう、より良い製品のご提供に努めて参りました。おかげさまで今年100周年を迎え、皆様方にはご愛顧いただき大変感謝申し上げます。そこで今回、弊社新商品であります歯科用ミリングマシン「MD-500S」、「松風ディスクZRルーセントスープラ 26mm」、「スノーホワイト3Dクイック」を中心に、最新の情報をご案内させていただきます。参加者の皆様に少しでもお役立ちいただけると幸いです。

画像見出し

演者2
佐々木 克典   ㈱トクヤマデンタル 

トクヤマデンタルの新しいボンディング材「ボンドマーライトレス2」について

 日々の歯科治療で使用することの多い材料のひとつにボンディング材があります。トクヤマデンタルは10月21日に新しいボンディング材、「ボンドマーライトレス2」を発売しました。光照射不要・マルチユースという特徴を持つこちらの製品についてご紹介させていただきます。また、今月より新たに歯科医療従事者向け情報サイト「+TD」もスタートしました。こちらも合わせてご紹介させていただきます。

画像見出し

演者3
高辻 威志  J.ジョークラフト

乗り越えたい近況報告

 まさかの事態

私のラボは東京都と福岡県にあります。昨年その福岡のラボが貸し主から立退を請求されました。ラボの立退移転について報告します。CAD/CAMの弊害私のラボは3台CAM機が入っています。3台とも良く働いてるとは言えません。技工士には理解が難しい部分が色々ありそうです。

画像見出し

演者4
長谷川 篤史  Organ Dntal Lab

「Cadによる模型分析について」

 近年の歯科技工界における、アナログからデジタルへのパラダイムシフトが進む中、補綴物製作のためのソフトウェアは多く存在するが、咬合などの模型分析のためのソフトウェアはまだあまり存在しないのではないかと考えられる。今回、咬合平面の角度や、ガイダンスの角度などが計測でき分析できるソフトウエアをご紹介したい。

 Wクリック10月特別例会
[特別講演]

 2022年10月のWクリック特別例会は『海外で活躍されている技工士の方々に各国の歯科事情を聞こう』と題して、アメリカ・ボストン在住の齋藤真行氏、タイ在住の小嶋康弘氏、台湾在住の風間泰輔氏、ドイツ・ハンブルク在住の可児章人氏の4名にリモートにて集合いただき、仕事や生活そして歯科を取り巻く環境などについてお話しをしていただきます。COVID19や新たな感染症が猛威を振るい、ロシアによるウクライナ侵攻、中国による台湾への威嚇など世界情勢については予断を許さない状況があります。翻って歯科技工の世界でもこの先、デジタル化やプラットフォームビジネスの勃興など変化の激しい波に呑み込まれて行くことが予想されます。各国、各地域により状況は様々のようですが、長らく海外渡航の制限もあり的確な情報を得る手段も限られています。この機会を利用して皆様と共に新たな情報を手にすることができれば幸いです。 

タイムスケジュール

12:00~12:40(40分) 役員会  (10分短縮)

10分休憩

12:50~13:00(10分) 会員会議 (20分短縮)

10分間休憩

13:10~13:20 (10分) 司会から特別講演会の主旨説明(4人講師の紹介)、松浦会長挨拶

13:20~14:00 (40分) 講演1 ボストン在住齋藤真行さん講演

14:00〜14:10(10分)質疑応答

5分間休憩(接続切り替え含む)

14:15~14:55 (40分) 講演2 タイ在住小嶋康弘さん講演 

14:55〜15:05(10分)質疑応答

5分間休憩(接続切り替え含む)

15:10~15:50 (40分) 講演3 台湾在住風間泰輔さん講演

15:50〜16:00(10分)質疑応答

5分間休憩(接続切り替え含む)

16:05~16:45 (30分) 講演4 ハンブルク在住可児章人さん講演

16:45〜16:55(10分)質疑応答

16:55 ~17:00 閉会挨拶と懇親会の案内

17:00~懇親会

 

 

演者1
齋藤真行さん Saki Lab Dental Esthetics
        (アメリカ・ボストン)

『北米におけるDX時代の歯科医療』

 北米では歯科治療が高額であることや歯科保険制度の違いもあり、低所得者層の人々が歯科治療を受けられないことが長く問題となっていた。これらの問題を解決するべくデジタルヘルスの導入が加速している。患者を取り巻く環境の改善を目指した歯科治療スタートアップが新たな仕組み作りをはじまっていることも最近では身近に感じられるようになった。本講演では北米における現状をCOVID-19蔓延後からどのように変化しているか報告する。

演者2
小嶋康弘さん Smart Dental Art co.ltd 
         (タイ・パタヤ)

『海外技工士の近況-タイの生活、政情、歯科を取り巻く環境と私の仕事』

 日本のラボを早期定年退職してタイのパタヤに来て5年になります。現在もパタヤで妻と息子一人、猫3匹で生活し地元の歯科技工所に歯科技工士として勤務しています。タイと日本との生活に違いや歯科事情、私の生活の仕事についてお話ししていきたいと思います。

演者3
風間泰輔さん 遠企齒研有限公司
         (台湾)

『アジア圏の歯科事情~台湾編~』

 日本から一番近いアジアの隣国、台湾。天候こそかなり暑いですが、生活の利便性、人々の暖かさ、独自の文化、治安の良さ、どれを取っても日本人にとっては非常に住みやすい国です。一方、反対側の隣国、中国との関係は政治的に難しいところはあるものの、歯科、特に歯科技工においては、よくビジネスモデルの目標にするなど、経済的には互いに尊重し合っているのも事実です。日本の歯科事情と一体どんな違いがあるのか、最近のトレンドも含めてお話しします。

演者4
可児章人さん Organ Dental Technology
       (ドイツ・ハンブルク)

『ドイツの歯科事情と補綴の潮流』

 ドイツでは歯科業界に関わっていれば必ず耳にするような大企業が沢山生まれて来ました。その理由にはドイツ国民の歯科への関心の高さ、そしてそれを支える国の保険制度などにあると思われます。 同様に、日本にも世界に名だたる大企業があります。よく日本人とドイツ人は似ているという話を耳にします。しかし実際には国民性には大きな違いがあり、歯科において日本とドイツではそれぞれ違う発展を遂げてきたと感じています。 その様な両国における歯科事情の違いなどを在独18年の経験をもとに現在のドイツにおける補綴の潮流の話なども含めお話しさせて戴きたいと思います。

 Wクリック9月例会
[会員発表]

 タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 青山誠会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 加賀良隆会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 永井麻衣子会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 山口芳正会員

10分間休憩

16:00~16:55 (55分) 予備時間 翌月10月開催する「特別講演会について」

17:00~懇親会

 

 

演者1
青山 誠  (有)旭技工所

『分業について考える』

 弊社も従業員の増加に伴い、分業で作業しています。分業で多くの人が関わっても品質を維持しながら時短に取り組み、歯科医院の信頼を失わないように出来るか?日々、直面する様々な問題に向き合っています。伝達や情報共有の難しさを感じつつチームで成果が出た時の喜びも感じることが出来るようになりました。今回は分業を成功させるために日々考えていることをお話しします。

演者2
加賀 良隆 (有)ケイ・ワークス

「自己肯定感について考える」

 皆さんの身近に精神的な病で苦しんでいる人はいますでしょうか?あるきっかけで適応障害やうつ病について調べてみたところ、誰にでも発症する可能性がある病であり、気質的になりやすい人もいるが、「自分に限って」と過信している人も危険でであることがわかりました。発症リスクを下げるには、ストレスを軽減すること、自己肯定感を高めることが大切であり、実際にそういった病気と診断された場合には、精神科医や心理カウンセラーにそのお手伝いをしてもらそうです。生活していく中でストレスはいろいろなところでふりかかってくるので、避けて通ることはできません。そこで自己肯定感というワードにフォーカスを当ててみようと思いました。自己肯定感とは、「自分の良いところも悪いところも含めて、ありのままの自分を肯定する感覚」のことであり、私自身は自己肯定感が低いタイプであることがわかりました。自己肯定感を知ることは、自分の身を守ること、誰かの力になることを可能にすると思いますので、共有させていただきたいと思います。

演者3
永井 麻衣子 (株)シンワ歯研 関東支社

「デジタルデータを活用した補綴製作」

 特に全顎的な大きな補綴修復の場合、時間をかけて顎位や咬合を安定させてファイナルへ移行していきますが、初診の状態から精査して確立した、安定した口腔内の状態を補綴に再現できることがデジタルの強みです。今回はデジタル活かして補綴製作した症例についてご報告いたします。

演者4
山口 芳正 (有)フェスタデンタルテクノロジー

「コンピュータ・トモグラフィー」

 インプラント講習会の手伝いをしたときに外部講師でサージカルガイドシステムの開発をした先生が次の事業としてCTの開発・販売をすることになり、その開発の一連の話を聞く機会に恵まれました。大変面白くCTについてよく理解でき興味を持ち自分でも色々調べてみました。今回は、CTの歴史、原理 および技工士として理解しておくと役立つかもしれないことをお話しできればと思います。

 Wクリック7月例会
[会員発表]

  タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 青木典男会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 橘田修会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 澤畠孝重会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 松浦賢治会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 会員発表 宮澤宗男会員

16:30~16:55 (25分) 予備時間

17:00~懇親会

 

演者1
青木典男 ペントロン ジャパン(株)

「コンピュータゲーム&アニメーションの製作プロセス」

今回は趣向を変えまして小職の発表ではなく、弊社社員の古川(プロダクト管理本部所属)が趣味で製作しているゲーム&アニメーションの製作プロセスをご紹介いたします。

製作プロセス

1 モデリング工程 ゲーム内で使用するキャラクターや背景を作ります。

2 ペインティング工程 モデルに色を塗ります。

3 サウンド工程 BGMや効果音を作ります。

4 ゲーム製作工程 1-3の工程で製作したデータを取り込み、プログラミングやゲームステージの製作を行います。

5 ビルド ユーザーのPCで動作するアプリケーションにします。

上記工程の中で皆様に興味を持ってもらえそうな、モデリングのお話を中心にご紹介させていただきます。

受賞歴

DMM社・アスキー社主催 3Dモデリングコンテスト 大賞

経済産業省 近畿経済産業局主催 3Dプリントコンテスト 模型部門1位

UE4ぷちコン 映像編3rd 佐々木賞

第16回UE4ぷちコン しお賞

弊社には凄い社員が在籍しておりますご期待ください。

演者2
橘田 修 ㈲ケイ・ワークス

『行動分析学入門』

25年ほど前に犬を飼い始めた。最初の犬が大型犬でなおかつ初めて犬を飼う家内の提案で幼犬の時に警察犬訓練所にしつけをお願いし、同時に犬との付き合い方を教わった。3年前に3頭目の犬を飼う決意をしたときに従兄弟より紹介されたドッグトレーナーの話を聞いて驚いた。体罰を伴い強制的に従属させるしつけではなく、犬の意思、言い方を変えると犬が喜んで行動するように導き、噛む、飛びつく、吠えるなどの問題行動が起こらないようにし、健やかに人間と共生するためのトレーニング法であった。このトレーニングのベースになっているものの一つが行動分析学である。元は人間に対する行動分析学の研究を犬に応用したものである。今回はこの行動分析学から人材育成のヒントを探してみたいと思う。

演者3
澤畠孝重 JADE

「ネット詐欺被害について」

情報通信ネットワークの発展に伴い、多くの人がインターネットを気軽に利用できる時代になりました。また決済インフラの多様化が進み、ちょっとした買い物でもクレジットカード決済をはじめとしたキャッシュレスによる支払いが普及してきています。一方で、サイバー犯罪件数は年々増加傾向にあり、その手口についても高度化・多様化している状況にあります。今回は、それらのネット詐欺の見分け方や対策方法について話したいと思います。

演者4
松浦賢治 ケン・デンタリックス㈱

『技工物の付加価値について』

日々の技工作業に追われながらも、「一生懸命に患者様や歯科医院の先生に喜んでもらえる物を作る」 という思いは会員の皆様も一緒だと思います。しかしながら、その思いとは裏腹に思いもよらない結果となり、残念な結果に終わることはあります。そのような事が起こるのは何故かと考えると、コミュニケーション不足やラボ(技工士)への信頼が足りなかった事に起因していたように思います。反面、とても良い結果が出て相手に感動をあたえられることもあります。社員には「4の字固めをかけろ」 という言い方で表現しています。逃れられないくらいの付加価値を付けるという事です。どのようにしたら他のラボより信頼してもらえ、仕事を継続的に受注するかということは非常に重要です。そこで、私がラボを開業してから、どのように試行錯誤してきたかを時系列でお話します。

演者5
宮澤宗男 ケン・デンタリックス㈱

「労働安全衛生法について」

「皆様のおかげで弊社も着実に人数が増えており、偉いお役人様から「法律に則り産業医と衛生管理者の選任をしなければならない」とのご指示を頂きました。

産業医は少しは知っていたのですが、恥ずかしい事に衛生管理者なるものは聞いた事もありませんでした。衛生管理者とは、労働安全衛生法という法律により定められた国家資格取得者であります。産業医は医師免許を持ち産業医の資格のある方にお頼みするしかありませんが、衛生管理者は一定の条件があれば誰でも資格試験を受けることができるとの事で、小生がその資格に向けて勉強する事になりました。「こんな事まで守っていては会社が潰れるのでは?」と思う様な規則もありますが、法治国家の日本において崇高な目的の為に偉い方々が創った罰則規定もある法律であります。

まだまだ勉強途中ではありますが労働安全衛生法を中心に、その立法趣旨や歯科技工所に関連する条文等をお話しさせていただければと存じます。」

 Wクリック6月例会
[会員発表]

 タイムスケジュール

12:00~12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 会員発表 木村義明会員

14:10~14:40 (30分) 会員発表 崎田竜仁会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 会員発表 高橋夏生会員

15:20~15:50 (30分) 会員発表 田中良範会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 会員発表 山崎容道会員

16:30~16:55 (25分) 予備時間

17:00~懇親会

 

演者1
木村義明 (有)エステティックアートデザイン

「CADCAM用パソコンを長く使用するには」

CADCAM用のパソコンは高価なうえ消耗品と考えて数年おきに買い替えるには、かなり負担が大きいのではないでしょうか?特に弊社のような小規模で保険がメインのラボにとって、可能な限り長く使用したいと考えている方は少なくないと思います。メーカー、BTO、CTOの3グループに分けて、それぞれの利点・問題点や拡張性・制限性などを踏まえて順を追って説明していきます。OSもWin7~Win10にバージョンアップできれば、パソコンを買い替える必要もありません。弊社では5~6台のパソコンを3~4回の改造で、常に高スペックを維持しています。 なるべく型落ちの中古パーツを探しながらコストを抑えていくのがコツです。ただ、限界は10年程度と考えられ、次回からは買い替えやマザーボードなどの大幅な改造も必要になってくると考えます。これらを踏まえ、今後のパソコン購入のヒントになれば幸いです。

演者2
崎田竜仁 ㈱鹿児島ミリングセンター

「デジタル化についていけない人たちとの接し方」

当社には、20代~60代までの幅広い年代のスタッフがいます。近年急速にデジタル化が普及するにつれて、年齢関係なくデジタルに対して嫌遠するスタッフが出てきました。デジタル化の波に乗れないスタッフに対してどのような接し方をすれば良いのかを私なりに考え、実行したことをお話ししたいと思います。

演者3
高橋夏生 医歯薬出版㈱

歯科技工士向け書籍のご案内

これまで『歯科技工』別冊については,発刊されるごとに例会の場でご案内しておりました.しかしながら,弊社で発行している書籍については十分にお知らせすることができていなかったように思います.今回の発表では,近年の好評書を中心に,歯科技工士のみなさまに役立つ書籍をご紹介させていただきます.

演者4
田中良範 ㈱FEA

Nu:leコート及びプロビPCディスクのご案内

 昨年9月にヤマキン株式会社より発売された表面滑沢剤 『Nu:leコート』と今年2月に同社から発売されたプロビ用ディスク『プロビPCディスク』についてご紹介させて頂きます。

商品の特徴

Nu:leコート:従来の表面滑沢剤と比べ硬く透明性が高い。プロビPCディスク:従来のPMMAと比べ耐衝撃性が強い為、破折しにくい。このような特徴を持つ2つの商品について簡単ではございますが要点をまとめてご案内させて頂きます。

演者5
山崎容道 (有)ワイデント

「人に任せて詳しくは知ろうとしなかった労働基準法」

 「皆さんの話の中で働き方改革に沿ってとか、残業時間を減らさないと大変になるとか、色々な用語を聞いていても何か変わってきているのだなぁと思うだけで、その内容は知りませんでした。昨年スタッフから自分の有給休暇は何日残ってますか?と聞かれたので担当者に聞きました。答えは週休2日で2カ月でした。このスタッフは家族がコロナにかかった時に3週間休みました。なので有給休暇の残りも少ないのかなと思っていたので、自分の無知に驚き少し勉強しました。今回の発表ではそれについて話してみます。」

 Wクリック5月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 片山貴博会員

14:10~14:40 (30分) 杉山雅和会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 白石大典会員

15:20~15:50 (30分) 千葉慎太郎会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 平野周太朗会員

16:30~16:55 (25分) 予備時間

17:00~懇親会

 

演者1
片山貴博 星デンタルラボラトリー

『3Dプリンター活用のその後』

昨年度の発表にて『デジタルにおける取り組みと可能性』という演題で発表させて頂きました。発表時は3Dプリンターへの取り組みに関しては駆け出しで課題も多く、今後こんなことをしていきたいという内容となりました。それから現在に至るまでの約1年間は、メーカーのセミナーを受講したり、既に実用化している方にアドバイスを頂きながら取り組んでまいりました。現在も全てを臨床に活かせている訳ではありませんが、時間、精度、コストなどを考慮しながら自社の強みをうまく活かせるような3Dプリンターの取り組みについて発表したいと思います。

演者2
杉山雅和 (有)アートセラミック

弊社におけるデジタル活用のメリットとデメリット

デジタル技術の進歩により歯科技工業界もデジタル化による補綴物製作が主流になっており、いずれかのCAD/CAMシステムを保有するのが必要不可欠となっている。弊社のような小規模ラボがどこまでを揃えていくべきかはいまだ試行錯誤ではあるが、デジタル化により働き方改革や顧客の先生方とシステム構築できるようになったのも事実である。そこで今回の発表は、弊社におけるデジタル活用のメリットとデメリットを発表したいと思います。

演者3
白石大典 (有)湘南セラミック

「バーチャル咬合器とPatient Specific Motionの活用」

日常臨床において咬合器を活用する場面は多いと思います。口腔内スキャナーからのデータを基に技工を行う場合もバーチャル咬合器を使用します。3shapeのCADソフトを使用して技工作業を行う場合、バーチャル咬合器モードか、Patient Specific Motionを選択しデザインを開始します。Patient Specific Motionを選択した場合、患者の顎の動きがバーチャル上で再現されます。このデータを活用して技工作業を行います。今回はこのPatient Specific Motionについて皆さんとお話しできればと思います。

演者4

千葉慎太郎 ウィング千葉・デンタルラボラトリー

デジタル以外を頑張る理由

技工のデジタル化においてCAD/CAMの登場は、私の仕事に大きなな変化をもたらした。今までのデジタルとの関りは、可能な限り自身で購入し使用してきたが今回は見送る(外注)ことにした。では、どこまで外注に頼るのか、自身は何をすれば他社との差別化を可能とし、この変化の波に呑まれずに技工業を続けて行けるのかを考え実行してきた。今回は、今までの試みと現在を報告したい。

演者5
平野周太朗 ケン・デンタリックス㈱ 

「社内用技工マニュアル作りと目的」

自費を専門とする職場でスタッフに技術指導する立場になり、「教える」事も「教わる」事も日々の業務の中で時間を取られ、また人が変わると同じ事を再度教える必要が出てきたりと残業時間削減が求められる状況の中で無駄な時間を使っている事に問題を感じていました。また、歯科技工作業のデジタル化やマテリアルの進歩により手作業でカバーする工程が減った反面、技工歴の比較的浅いスタッフにも最終工程に近い工程を担当してもらう事が増えた事でより指導方法の難しさを感じています。そこで「教える側」、「教わる側」お互い時間をなるべくかけずに指導出来る様に「誰にでも簡単に出来る」やり方を社内用マニュアルとして自分なりの作業工程をまとめてみようと思い、今回はモノリシックジルコニア前歯のステイン法の社内用技工マニュアルを「誰でも簡単に」をテーマに作っててみましたので紹介させて頂きます。

 Wクリック4 月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 今田裕也 会員

14:10~14:40 (30分) 須藤賢司 会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 角田克彦 会員

15:20~15:50 (30分) 難羽康博 会員

10分間休憩

16:00~16:30 (30分) 遊亀裕一 会員

16:30~16:55 (25分) 予備時間

17:00~懇親会

 

演者1 
今田裕也 協和デンタルラボラトリー

「デジタルデータが変えたこれまでの技工の注意点と違い」

デジタル化された技工作業が日々の臨床で多く見受けられるようになりました。クラウン、ブリッジなどはその多くがデジタル化し、作業効率、精度の向上などデジタルの恩恵を技工士が感じる機会は多くなったのではと感じます。しかし一方でこれまで注意してきた従来の技工作業とは違った注意すべき事もあると思います。今回は義歯のデジタル化を行なってきた結果、現在、従来とは異なる作業の注意点がどこにあるのか、皆様と共有できたらと思います。

演者2
須藤賢司 TMSデンタル

日本デンタルショー2021出展商品のご紹介

半年延期になり3月4・5・6の三日間開催された日本デンタルショー2021こちらに私達が出展した商品を紹介します。

1.FLASHFORGE社 3Dプリンター Fotoシリーズ

2.405nm LCD光造形方式対応歯科用レジン各種

3.ペルーラダイヤシリーズ

4.(株)TKR社 3Dプリンター SPACE ART

こちらの商品を紹介させて頂きます。

演者3
角田克彦 ストローマン・ジャパン

2022年新製品のご紹介

ストローマン・ジャパンから今年の発売予定の製品を含む新製品のご紹介をさせて頂きます。

演者4
難羽康博 アスパイア

下手な技工士はなぜ努力しないのか?
~ワセトレのインストラクター時代を経てわかったこと~

早稲田歯科技工トレーニングセンターにおいてインストラクターをやっていたころ、たくさんの生徒を教えてきました。技術的には「素晴らしく上手い」から、「技工士としては無理だろう」という生徒までいました。そんな中で、「何故、下手な技工士は努力しないのか?」ということに引っかかっていました。数年後、本を読んだり、考えたりして、一応の『解』を得ました。次例会では、その『解』と対応策についてお話しします。キーワードは〇〇〇イメージです。

演者5
遊亀裕一 (有)山手デンタルアート

メインテナンスへの技工的対応を考える

クラウンを作る際に、歯科衛生士さんから「メインテナンスし易いクラウンを作ってください」と指示されることがあります。特に、患者さんのプラークコントロールが難しそうなケースにおいて、衛生士さんからの指示が多くなると感じています。しかし、プラークコントロールが困難なケースほど、歯科医院からそれらに対応するための情報は不足がちです。また、従来より細分化された歯周病新分類への技工的対応の中で、特にメインテナンスへの対応はどのようにすると良いかよく分かりません。そこで今回の発表では、メインテナンスへの技工的対応について、私の考えを述べたいと思います。

 Wクリック3 月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00~13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40~14:10 (30分) 石澤 亮一会員

14:10~14:40 (30分) 中島 清史会員

10分間休憩

14:50~15:20 (30分) 栁内 大樹会員

15:20~15:50 (30分) 吉澤 和之会員

10分間休憩

16:00~16:55 (55分) 予備時間

17:00~懇親会

演者1 
石澤 亮一   株式会社シンワ歯研

『IOSがラボに与えるインパクトについて考える』

2022年保険収載が見送られたIOSではあるが、その普及がラボに与えるインパクトは小さくないことが予想される。本発表では、2022年『日本歯科評論』2月号3月号で上梓したラボの立場から考えた口腔内スキャナーについて解説させていただく。加えて、これまでのデジタル化がラボに与えた影響を精査し、これから本格化するであろうIOSのラボへのインパクトについて考えたい。

演者2 
中島 清史   (有)KNデンタルラボラトリー

『I O Sを使用したインプラント・抜歯即時埋入ケース』

今回I O Sを使用したインプラントで、右上1番の抜歯即時埋入ケースのご紹介させて頂きたいと思います。先生がI O Sでスキャンしたデータからガイド、T E K、埋入深度ガイド用ステント、最終的なリテイニングスクリュージルコニアまで、ステップを通して解説させて頂きます。

演者3 
栁内 大樹 (有)ケイ・ワークス

IOSでの症例 メッシュミキサーを用いて試行錯誤

今回はフリーのCADソフト メッシュミキサーを用いたstlデータの一体化のご説明をお話しいたしますIOSでインプラント補綴と同時にナイトガード(流し込み方)を製作というケースが来ました メッシュミキサーの機能を用いることで3D模型を製作をすることができました

演者4 
吉澤 和之 (株)オーリアラ

「デジタルによって変わりつつある技工技術・方法」

2最近のデジタルの技術革新のスピードには、驚くばかりである。歯科分野においても世界的にもデジタルの勢いが止まらない、止めようがない。また日本の保険診療においても金属の高騰もありメタルを使用しないCadCam冠や新しくCadCamインレーなどデジタルを利用とした補綴物の製作が増えている。自費診療においてもジルコニアなどを代表として各社様々なジルコニア商品が開発、販売されている。それに伴い色調再現に従来の築盛テクニックは減少しシンタリング前の顔料浸透テクニック、表面ステインを駆使した補綴物が増えてきている。相まって歯科技工士のなり手がすくなっている現状も鑑みてデジタルに疎い私が考える歯科技工技術の招来、未来を考えてみたい。

 Wクリック2月 例会/27期総会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

13:00~13:15(15分)会員会議

13:15~13:20(5分)休憩

13:20~16:00(2時間40分)浅川 勝会員 特別例会(休憩質疑応答含む)

16:00〜16:10(10分)休憩

16:10~17:00(50分)令和4年度(2022年度) 第27回総会議事

17:00〜19:00(120分)懇親会

演者 
 
浅川 勝     デンタル・ネット
杉山雅和     (有)アートセラミック 
永井麻衣子  (株)シンワ歯研 
今田裕也   (有)協和デンタルラボラトリー 
澤畠孝重   JADE 
佐々木克典  (株)トクヤマデンタル

新定款について

Wクリックも25周年を迎え 新しい時代を 切り聞いていくために、定款の改定が 必要と思われたことから 、白石会長から依頼され定款委員会を発足し、新しい定款について去年3月から月2回のペースで協議して参りました。今回、 その内容について 皆様に定款変更委員全員でお知らせし、皆様のご意見をいただきたいと思います。

 Wクリック12  月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00〜13:20 (20分) 会員会議

10分間休憩

13:30〜14:00 (30分) 宮澤 宗男会員

14:00〜14:30 (30分) 高橋 夏生会員

10分間休憩

14:40〜15:10 (30分) 中島 清史会員

15:10〜15:40 (30分) 平野 周太郎会員

10分休憩

15:50〜16:20 (30分)山崎 容道会員発表

16:20〜17:00 (10分) 予備時間

17:00~   25周年記念行事・忘年会 

演者1 
宮澤 宗男  ケン・デンタリックス株式会社

Blue Sky Planを使用した臨床ケース 

1年ほど前に難羽会員からインプラント埋入支援のフリーソフトである Blue Sky Planの使い方の講習を受けて、実際の臨床に導入させていただきました。今回は本来ラジオグラフィックガイド等を使用しなければならない無歯顎の症例を含めた実際の臨床ケースを元にBlue Sky Planを紹介できればと存じます。

演者2 
高橋 夏生 医歯薬出版

コロナ禍における働き方の変化

令和3年6月に閣議決定された「規制改革実施計画」で,歯科技工のリモートワークが認められる方針となりました.IOSの普及に伴い,近い将来導入するラボも出てくるのではないかと感じています.弊社では新型コロナウイルスの流行により,昨年4月より在宅勤務を導入しております.業種は異なりますが,リモートワークの実際や感じたメリット・デメリットなどをお伝えさせていただければ幸いです.

演者3 
中島 清史 (有)KNデンタルラボラトリー

総義歯の概念に基づくボーンアンカーブリッジ

今回、総義歯の考え方を多く取り入れたボーンアンカーブリッジの製作ステップを解説させて頂きます。その中でピエゾグラフィーを採得し、それを基に患者さんのニュートラルゾーンをプロビジョナルに反映させ、それを口腔内で数週間入れ機能、審美性が整ったプロビジョナルをCADソフトにインポートし顎運動と形態を正確に再現したジルコニアのガム付きボーンアンカーブリッジをご紹介致します。

演者4 
平野 周太郎  ケン・デンタリックス株式会社 

「デジタル技工へのかかわり方」

私が歯科技工士として仕事をする様になり約20年が経ちました。現在では20年前では想像も出来ないぐらいCAD/CAMシステムを活用した歯科技工が身近になり、また技工工程の一部として欠かせないシステムになっているのではないでしょうか。幸いな事に私はCAD/CAMシステムを積極的に取り入れて技工作業を行える環境で仕事をする職場に恵まれ日々の仕事に取り組めています。今回は弊社でのCAD/CAMシステムの組み込み方やメリット・デメリットを紹介しながら自分なりのデジタル技工へのかかわり方を発表させて頂きます。

演者5 
山崎 容道  (有)ワイデント

「ラボでの患者さんのカルテについて」

「 今まで皆さんの発表の中で過去のケースの様子やふり返りなどを数多く見てきました。でも自分のラボでは写真を撮っててもまとめて無かったり、この患者さんは過去どの様な方法で作製したのか、またどの様な事に注意して作製したのか、などなど何も控えて有りませんでした。昨年コロナで時間に余裕がありましたのでスタッフがラボでの各歯科医院別の患者さんのカルテを作ってくれました。今は作ってくれて良かったと思ってます、その活用などを話してみます。」

 Wクリック11月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00〜13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40〜14:10 (30分) 青木 亮一 様

14:10〜14:40 (30分) 加賀 良隆 会員

10分間休憩

14:50〜15:20 (30分) 杉山 雅和  会員

15:20〜15:50 (30分) 永井 麻衣子 会員

15:50〜16:20 (30分) 松浦 賢治 会員

16:20〜16:55 (35分) 予備時間 

17:00~懇親会 

演者1 
青木 亮一 (株)松風

「松風S-WAVE CAD/CAMシステムに関わる最新情報のご案内」

Wクリックは歯科技工士の勉強会としては長きにわたり継続してきました。それは、勉強会に参加するメリットを会員皆で感じることができたからだと思います。Wクリックは、他の異業種勉強会とは違い、同じような職種で同じような物事に興味関心のある人たちが集まる場であり、単純に勉強というよりはテーマに沿って議論し、情報交換と同時に懇親も深まる場としてのメリットがあります。私自身、Wクリックに在籍したことで多くのメリットを享受しました。今回の発表では、私なりにWクリックに参加することで得られたメリットを整理しながら、今後も魅力ある勉強会としての在り方について私見を述べたいと思います。

演者2 
加賀 良隆 (有)ケイワークス

ケイワークスにおけるモデルスキャナーの使い分け

2010年にノーベルバイオケア社のジェニオンを導入して以来、これまでに6社9機種のモデルスキャナーを取り扱ってきました。いずれのスキャナーにおいても、よく吟味して購入に至った訳ですが、時代の流れ、取引先の変化、その他様々な要因によりお蔵入りとなってしまったものもあります。現在ケイワークスでは5台のモデルスキャナーが稼働しています。今回は、この5台の比較を交えながらモデルスキャナーの使い分けについてご紹介します。また当社でのいくつかの取り組みをお見せしながら、モデルスキャナーをより有効に使うためのヒントをご紹介したいと思います。

演者3 
杉山 雅和  (有)アートセラミック 

「コロナ禍における歯科技工へのコンピュータ活用」

白石会長より出されておりました年間テーマは「歯科技工へのコンピュータ活用」「コロナウィルスに関連するテーマ」でした。弊社でもこのコロナ窩の影響で仕事の態勢を変える必要がありました。特に得意先とのコミュニケーションです。IOSを導入する歯科医院も増え、訪問し対面で直接話す機会も減少していきました。このような時代にミスを極力なくしどのように対応してきたかを話したいと思います。

演者4 
永井 麻衣子  ㈱シンワ歯研 関東支社 

「ラボにおけるソーシャルメディア活用の可能性」

シンワ歯研 関東支社は立ち上げから7年、これまでソーシャルメディアを全く活用してきませんでした。しかし、会社の求める人材の採用、新規取引先の獲得、関東支社の名前の周知のため、ラボの限られた人数の中でコンピューターを活用して効率化を図る1つの方法として、今年はソーシャルメディアの活用に力を入れてきました。ホームページの作成、インスタグラム、LINE@(ラインアット)の活用など、社内における活動内容と取り組みと現時点での成果、また今後の目標と可能性についてお話させていただきます。

演者5 
松浦 賢治  ケン・デンタリックス株式会社

『経営計画書の効果』

一般企業では、経営計画書を作り社員に配布していますが、歯科技工所で経営計画書を用意している会社は少ないと思います。何故かといえば、歯科技工は高い利益率があり、どんぶり勘定でも経営が成り立つからではないでしょうか?しかし、もっと細部にわたり自社の強み弱みなどの分析を行えば更に高い目標により確実に成長と好循環が得られます。会社が利益を出すことにより、新たな設備投資や社員への昇給ができます。前年度と同じか、あるいは下がってしまうと会社の成長は無く社員を不幸にしてしまいます。経営計画書は短期中期長期と段階ごとに成長が見えるツールであり、経営者の魂のこもった強い思いなどを社員に確実に伝達することができます。そこで、私が経営計画書を作った経緯や会社経営の内容についてお伝えします。

 Wクリック10月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00〜13:20 (20分) 会員会議

10分間休憩

13:30〜14:00 (30分) 加藤 由可子 会員

14:00〜14:30 (30分) 澤畠 孝重 会員

10分間休憩

14:40〜15:10 (30分) 尾留川 伸 会員

15:10〜15:40 (30分) 山口 芳正 会員

10分休憩

15:50〜16:20 (30分) 遊亀 裕一 会員

16:20〜17:00 (40分) 予備時間 

17:00~懇親会 

演者1 加藤 由可子 コスモサイン合同社

CAD/CAM加工用PMMAディスクのご紹介

Wクリックは歯科技工士の勉強会としては長きにわたり継続してきました。それは、勉強会に参加するメリットを会員皆で感じることができたからだと思います。Wクリックは、他の異業種勉強会とは違い、同じような職種で同じような物事に興味関心のある人たちが集まる場であり、単純に勉強というよりはテーマに沿って議論し、情報交換と同時に懇親も深まる場としてのメリットがあります。私自身、Wクリックに在籍したことで多くのメリットを享受しました。今回の発表では、私なりにWクリックに参加することで得られたメリットを整理しながら、今後も魅力ある勉強会としての在り方について私見を述べたいと思います。

演者2 澤畠 孝重 JADE

コバルトクロム合金について

今から11年前の2010年2月に開催された、Wクリック特別講演会「陶材焼付用コバルト・クロム合金(卑金属合金)の紹介(全4社)」を聴講しました。以来、クラウン・ブリッジ用のコバルトクロム合金に関心を持ち、検証し、現在では当ラボで作製している補綴装置のメイン材料となりました。1940年代頃より医科材料としての応用が試みられ、約80年の歴史があるコバルトクロム合金についての基本的な特性と、日々使用して感じることを発表します。

演者3 尾留川 伸 ビルズラボラトリー 

『Functionally Discluded Occlusion について考察する』

歯科の補綴様式の中で、いくつかある咬合様式の一つである、 Functionally Discluded Occlusionについて、その考え方とそこに至った経緯などみなさんと考察したいと思います。

演者4 山口 芳正 (有)フェスタデンタルテクノロジー 

パソコン修理

以前の例会において技工用の機器の修理したお話をさせて頂きましたが、今期のテーマを白石会長はコンピュータに関する事と強調されたので色々修理をしている中でパソコンの修理をしたこともいくつかありましたのでまとめてお話ししたいと思いますもう十年近く使用しているパソコンでWindowsXPで動かす特殊なソフトウェアーを使用していて、壊れたら二度とインストールできない状況でなにがなんでも復活させたいときに試みたものです。勿論修理してくれる業者はありますが簡単なことでも高額な請求が否めません。ノートパソコンは難しいですがデスクトップ型は構造も簡単で修理もし易いので同じような状況になってしまった方の参考になれば幸いです。

演者5 遊亀 裕一  (有)山手デンタルアート

Wクリック25周年を迎え勉強会としてのメリットを考える

Wクリックは歯科技工士の勉強会としては長きにわたり継続してきました。それは、勉強会に参加するメリットを会員皆で感じることができたからだと思います。Wクリックは、他の異業種勉強会とは違い、同じような職種で同じような物事に興味関心のある人たちが集まる場であり、単純に勉強というよりはテーマに沿って議論し、情報交換と同時に懇親も深まる場としてのメリットがあります。私自身、Wクリックに在籍したことで多くのメリットを享受しました。今回の発表では、私なりにWクリックに参加することで得られたメリットを整理しながら、今後も魅力ある勉強会としての在り方について私見を述べたいと思います。

 Wクリック9月例会
[会員発表]

タイムスケジュール 

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00〜13:20 (20分) 会員会議

10分間休憩

13:30〜14:00 (30分) 浅川 勝 会員

14:00〜14:30 (30分) 崎田 竜仁 会員

10分間休憩

14:40〜15:10 (30分) 佐々木 克典 会員

15:10〜15:40 (30分) 角田 克彦 会員

10分休憩

15:50〜16:20 (30分) 吉澤 和之 会員

16:20〜17:00 (40分) 予備時間

17:00~懇親会  

演者1 浅川 勝  デンタル・ネット 

「オンライでのリアルタイムコミュニケーション」OneNoteを使って

1990年以前では、顧客とのコミュニケーションは対面で行われ、固定電話が唯一のリアルタイムコミュニケーション手段で あった。これが、携帯電話の発展やIT環境の進化とともにメールやオンラインでのコミュニケーションが多く利用されるようになりました。さらに近年のコロナ禍では対面で会話ができない歯がゆい状況が生まれ、オンラインコミュニケーションの社会受容性は一気に高まりました。そこで今回は、オンラインでのコミュニケーション手段の一つとして、OneNoteソフトを使ったリアルタイムコミュニケーションを紹介してみたい。

演者2 崎田 竜仁  株式会社 鹿児島ミリングセンター

「デジタルの技工のあゆみを振り返る」

私が技工を始めて35年、デジタルを始めて15年、今後はますますデジタルが技工の分野の中心になると思われます。移り変わりの時代に立ち会えるのは、非常に光栄な事と思っており、アナログ技工デジタル技工両方体験しましたが、やはり私はアナログ時代が長く、全てがデジタルに移行出来ていない部分もあります。15年間でどのように変わって来たのか?CAD/CAMの移り変わり、技工の変化など振り返ってみたいと思います。私の今後の課題(デジタルに移行出来ていない部分)も皆様の意見を聞いてみたいと思います。

演者3 佐々木 克典 トクヤマデンタル

「トクヤマデンタルの基幹テクノロジー」

歯科医療の様々な場面で多くの皆さににご愛顧いただいております弊社製品は、特徴的ないくつかの技術がベースとなって多くの製品開発につながっております。今回はその代表的なテクノロジーである「球状フィラー」を少しひも解いてみたいと思います。また、親会社にあたる「株式会社トクヤマ」のご紹介もさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。

演者4 角田 克彦 ストローマン

「ストローマングループの現在」

インプラントメーカーであるストローマンの、様々な分野に対応した製品をご紹介させて頂きます。

演者5 吉澤 和之 (株)オーリアラ 

「今、ポーセレンラミネートベニアに思うこと」

MI(必要最低限の侵襲)という言葉が新しいものでなくなってきた今日この頃ですが、ポーセレンラミネートベニアは接着性セメントの開発によってブームの波に乗ったり衰退したりとの繰り返しであるように思います。私のラボは、比較的ラミネートベニアケースが多く、いまだにアナログ技工である耐火模型法で行っています。利点欠点などを失敗症例をまじえてお話ししたいと思います。またCadCam時代のラミネートベニアの今後を皆様に教えていただきたいと思います。

 Wクリック7月例会
[会員発表]

 日時:2021年7月3日(土) 13:00~(ZOOM会議・会員会議のみ)

タイムスケジュール

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00〜13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40〜14:10 (30分) 木村 義明 会員

14:10〜14:40 (30分) 田中良範 会員

10分間休憩

15:00〜15:30 (30分) 千葉 慎太郎 会員

15:40〜16:10 (30分) 長谷川 篤史 会員

16:20〜16:55 (35分) 予備時間

17:00~ZOOM 懇親会

演者1 木村 義明 有限会社 E.A.D.エステティック・アート・デザイン

「3Dプリンターで製作するベースプレート」

長い間、トレーレジンを用いて様々なベースプレートを製作してきているが、材料の多少の使いやすさの改良はあるものの難しさは変わらないといえる。トレー、義歯やクラウンBrの複雑なバイト、フェイスボウバイトフォーク用、ゴシックアーチトレーサー用など・・・煩雑でスキルの必要な作業も多い。卒後間もない又はトレーレジンに馴染みのない歯科技工士にとって、トレーレジンとの格闘を経験している方は意外と多いと思います。それを教える側にとっても、頭の痛い問題でした。私のところではバキュームプレスシート、光重合シートレジンなど、色々試してはいましたが、あまり良くない結果でした。今回は3Dプリンター樹脂を使いテスト繰り返していたところ、色もよく適合も良い方法が見つかり1年半くらい前からすべてのベースプレートを製作しているので、簡単にできて労力も最小限にできる作業工程を紹介したい。

演者2 田中良範 (有)エフイーエー

『ヤマキン ユニコムPTとマリモセメントLC について』

貴金属相場の高騰やCAD/CAMの普及に伴い、メタルのみであった当社の仕入れ先であるヤマキン(株)や当社の取り扱い商品にも変化が出てまいりました。当社の取扱商品の大部分は未だにメタルですが、ここ数年他の材料も取り扱うようになってきております。今回の発表では比較的最近発売された鋳造用銀合金とCAD/CAM冠専用のセメントについてお話させて頂きたいと思います。

演者3 千葉 慎太郎 ウィング千葉・デンタルラボラトリー

【 ジルコニアCrの仕上、その前に 】

私のラボでは、ワックスアップしたCrと支台歯模型を外注に出し、ダブルスキャンでジルコニアCrを製作し、支台歯にピッタリ適合した状態で仕上がってきます。あとはマージンから0.5mm水平に出た部分を移行的に調整し、研磨、隣接・咬合コンタクトを調整し必要最低限のステインをして仕上げます。これで良かったはずでした。しかし、昨年、2〜3ケースの不適合による再製作が続きました。はじめは印象の変形を疑いましたが、原因を調べたところ、支台歯の小さな破損でした。シリコン印象で副歯形を起こし届いたジルコニアCrを合わせてみると、ほんの少しCrが浮いていました。その箇所は、マージンの小さい凹凸、形成の鋭い角,,,がほんの少し欠けているのです。支台軸面のCr出し入れによる摩耗もありました 今回の発表では、届いたジルコニアCrを調整し、仕上げるまっでの実際をお届けします。

 

演者4 長谷川 篤史   Organ Dental Lab 株式会社

アマンギルバッハジルコニア Gen-Xについて

様々なジルコニアマテリアルがあるなか、マルチレイヤ―タイプの積層型ジルコニアマテリアルが数年前より各メーカーから販売されている。Amanngirrbach社製ジルコニアのGen-Xもその一つであり、4Yタイプの単一組成積層型のまてりあるになっており。特徴的なのは、VITAシェードのA~D16色とブリーチシェードのBL1・BL3の18色の色調があり、カラーにおける、ジルコニアマテリアルの選択網が増えることである。今回このAmanngirrbach社製ジルコニア「Gen-X」の臨床例などをご紹介させていただく。

 Wクリック6月例会
[会員発表]

 日時:2021年6月5日(土) 13:00~(ZOOM会議・会員会議のみ)

タイムスケジュール

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00〜13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40〜14:10 (30分) 橘田 修会員

14:10〜14:40 (30分) 石澤亮一会員

10分間休憩

14:50〜15:20 (30分) 片山貴博会員

15:20〜15:50 (30分) 須藤賢司会員

15:50〜16:20 (30分) 岡野浩之会員

16:20〜16:55 (35分) 予備時間

17:00~ZOOM 懇親会

演者1 橘田 修  ㈲ケイワークス

「コーチングその2」

5月の特別公演でお話ししたコーチングについてもう少し詳しくお話しと思います。スポーツ界から始まったコーチングの導入ですが、今ではコーチング型マネージメントとしてビジネス界でも浸透しつつあり、例えば外資系企業の社員研修などではコーチングメソッドが一般的に使われているようです。自社での活用はまだまだですが、コーチングの実際についても改めて触れてみたいと思います

演者2 石澤亮一 ㈱シンワ歯研

「ダブルクリックコンセンサスを考える」

EBM(evidence-based medicine)とは、根拠に基づく医療と訳され、患者さんに最適な治療を施すための一つの拠り所となっている。歯科治療とりわけ補綴治療の場合、作り手である歯科技工士からの根拠のある情報提供は、歯科医師から患者さんへのインフォームドコンセントに対し、重要な役割を果たしている。しかしながら、現実的な補綴物の選択の場面では、術者の好みや経験値が優先されることも少なくなく、誤った概念、思い込みが優先されることもある。また、顧客と提供者という立場から意にそぐわない技工によりあとあとトラブルになる場合も稀にあるのではないだろうか。本発表では、歯科技工士のスタディーグループの老舗である本会において、エビデンスの一つである「専門家によるコンセンサス」が確立できるかどうか考えてみたいと思う。

 

演者3 片山貴博 星デンタルラボラトリー

「 デジタルにおける取り組みと可能性」

歯科技工でCAD/CAMが普及し、小規模ラボでも機械の導入が一般的になって10年以上が経ちます。現在所属する会社に入社した際にはそれらの設備はなく、アナログ一本のラボでした。需要や環境の変化などからCAD機の導入、買い替え、3Dプリンターの導入で現在に至りますが、パーシャルデンチャーのフレーム製作に関してはまだまだ従来の製作法がほとんどで『デジタル活用→うまくいかない→納期が迫る→アナログ』というのが現状です。症例を通じて、弊社の現状での取り組みと可能性についてお話をしたいと思います。

演者4 須藤賢司 TMSデンタル 

『SLASHシリーズの超低価格版とFlashforge社のデンタル用LCDプリンターのご紹介』

SLASHシリーズに台数限定で低価格な3Dプリンターが登場しました。SLASH CはSLASH2と同じ8.9インチの4Kモノクロインチスクリーンと光源を搭載しており、非常にコスパの高いプリンターです。低価格な理由は、SLASHシリーズ最大の特長であるスピードを実現する水冷システムを空冷に、カメラや自動補充機能、スマートフォンとの連動など、余分な機能を除去しております。ファンやモーターは低音設計。Flashforge社のデンタル用LCDプリンター「Forcus-D」は8.9インチの4Kモノクロ3Dプリンターです。FlashforgeはFDM方式の3Dプリンターでは世界的な実績のあるメーカーです。DLP方式で培った独自の機能により精細なプリントを実現します。ソフトウェアは、STLデータをカットや削除、台付けといった編集ができる点が他社にない優れた機能です。

 

演者5 岡野浩之 ㈱モリタ

「選ばれ続けるには、どのようなことが必要か?」 

モリタ人生を歩いて早33年が経過しました。勤務先そしてお客様に支持をうけるには、どのようなことが必要であるのか?ということを改めて考えました。そしてこのテーマを選定するにあたり 今までの職歴を棚卸をし、自分を客観的にとらえることが大事ということを学びました。実体験のエピソードをもとにご説明したいと思います。皆様のご参考にしていただければ幸いです。

 Wクリック5月例会
歯科技工 25周年記念連載発表
第5,6回「コミュニケーション、経営管理」

 日時:2021年5月8日(土) 13:00~(ZOOM会議・会員会議のみ)

・Web.オンライン懇親会(ZOOM)

タイムスケジュール

12:00〜12:45 役員会

13:00~13:45 会員会議

13:45〜14:00 休憩

14:00〜14:50 25周年記念連載講演 「コミュニケーション」 加賀良隆会員、

       浅川勝会員、片山貴博会員 

14:50〜15:00 休憩  

15:00~15:20  コミュニケーションディスカッション司会:

       コミュニケーション班から選出者

15:20〜15:30 休憩

15:30〜16:20 25周年記念連載講演 「経営」 石澤亮一会員、橘田修幹事

16:20〜16:30 休憩

16:30〜16:50 経営ディスカッション司会:経営班から選出者

16:50〜17:00 予備時間

17:00〜19:00 Zoom 懇親会

演者1 加賀良隆 (有)ケイワークス 
           浅川勝     デンタル・ネット
            片山貴博     星デンタルラボラトリー 

「歯科医院・患者との信頼関係を構築するためのコミュニケーション 」

社会の流れと同様に歯科業界においてもここ数年でデジタル化は急速に進み、現在ではCAD/CAMは歯科技工と切っても切り離せない存在となり、コンピューター技術の進歩、機械化により作業の効率化が図られ、働き方も大きく変化してきた。今後、デジタルに対応するための設備投資は欠かすことのできない重要なファクターであるが、いまだCAD/CAM機機は高価であり、十分な設備投資ができない技工所は厳しい状況に置かれることになる。そこでコミュニケーションの果たす役割、コミュニケーションの重要性、可能性を今一度見直す必要があると考える。私たちは人生のほとんどを人との関わりの中で生きていて、コミュニケーションは人間関係を築く土台であり、何かを実現、成功させるために欠かせない、人と人との信頼関係を築くためにとても重要なスキルである。これまでのチェアサイドとのコミュニケーションは補綴装置を製作するためのコミュニケーションであったように感じる。もちろん今後も補綴装置を製作するための情報共有は必要であるが、より大切になってくるのは、製作担当者として補綴装置に関する必要な情報をチェアサイドに伝えること、そして情報を共有して患者様に伝えてもらうことだと考えている。つまり、補綴中心のコミュニケーションに加えて、歯科医師の先生方が患者様からの信頼を得るためにコミュニケーションをとっていくことが大切である。

演者2 石澤亮一 (株)シンワ歯研 
       橘田修    (有)ケイ・ワークス

「デジタル化とラボ経営」  

Wクリック25周年記念連載第6回として、医歯薬出版株式会社月刊歯科技工4月号に寄稿させていただいた。1990年代から顕著化していったラボのCADCAM装置による技工作業の一部デジタル化は、ラボに大いなる恩恵をもたらしたと言える。なかでも最大の恩恵は効率化であろう。それまで鋳造から陶材築盛まで多くの工程を要したメタルボンドが、CADCAMから製作されるジルコニア冠に取って代わられたことは顕著な例である。デジタル化は久しぶりに吹いた技工業界への確実な追い風とするためにも、今こそラボの経営的視座が肝要である。本講演では、ラボ経営について基本的な考えを示し一層の経営的効率化に役立てていただきたいと考えている。また、本会後半では歯科技工士不足が深刻化しているなか、スタッフの成長にフォーカスし社内教育にコーチングを取り入れ実践しているケイ・ワークスの取組を橘田修氏にご報告いただく。

 

 Wクリック4月例会
 

 日時:2021年4月3日(土) 13:00~(ZOOM会議・会員会議のみ)

・Web.オンライン懇親会(ZOOM)

タイムスケジュール

12:00〜12:50(50分)役員会

10分休憩

13:00〜13:30 (30分) 会員会議

10分間休憩

13:40〜14:10 (30分) 会員発表 青木 典男

14:10〜14:40 (30分) 会員発表 青山 誠

10分間休憩

14:50〜15:20 (30分) 会員発表 今田 裕也

15:20〜15:50 (30分) 会員発表 鎌形 優介

15:50〜15:20 (30分) 会員発表 難羽  康博

16:20〜16:55 (35分) 予備時間

17:00~懇親会

演者1 青木 典男  ペントロンジャパン㈱ 

歯内療法最前線  

近年、歯内療法(Endodontic)分野ではCT,マイクロスコープ、根管清掃器具(ニッケルチタンファイルなど)、薬剤と最新手技により相乗効果を上げております。審査、診断、予後の向上を掲げ「歯を残す治療」をホームページに盛り込む歯科医院が多くなりました。患者サイドも 「歯を残す治療」を望み医院選択をしています。今回、 歯内療法最前線をわかりやすく説明したいと思います。

演者2 青山 誠  (有)旭技工所 

「弊社のデジタル活用」  

私が勤務している旭技工所は保険技工をメインとしています。数年前からデジタルを導入し、一部の技工物を除いてワックスアップ~CADデザインにシフトしました。当初はワックスの加工をメインとしていましたが現在ではCAD冠やフルジルコニアなどの単価の高い仕事も増え以前よりも労働時間も短縮できるようになりました。今回は弊社の取り組みを紹介させていただきます。

演者3 今田 裕也  協和デンタルラボラトリー

「デジタルでいろいろやってみた」

昨年はコロナ禍の中で、仕事への考え方も変わってきた年となりました。歯科業界ではIOSの普及率が急速に進みつつあり、歯冠修復のデジタル化がより進みました。義歯に関してもデジタルデンチャーが雑誌に掲載されるなど盛り上がりをみせています。そんな中これまでの技工がこれからどのように変化し、逆に変化していかないのか、義歯を中心にやってみた事を紹介させていただきます。

演者4 鎌形 優介 ADS

仕事の見える化

最近、働き方改革とよく聞くようになりました。個人ラボである弊社も何か取り組んで社内環境を整えていかないといけないと思い、まずは日々行っている技工作業を見える化して働き方の改善の第一歩にしようと考えています。今回はExcelを用いた技工作業の見える化を中心に仕事の見える化についてお話をしたいと思います。

演者5 難羽 康博  アスパイア

「初心者でもカンタン!?」コピー・ミラーコピー・モデルコピーを利用した前歯のデザイン exocad

CADといえど、前歯のデザインはアナログ技工と同じくらい難しいものです。しかしながら、デジタルならではの機能を使うことにより、アナログ技工よりはるかに簡単にデザインすることができます。「初心者でも~」の表現は盛っていますが、経験が少なくてもかなりのクオリティーでデザインできる方法です。(「モデルコピー」は私の造語です。)なお、全編、デモを録画した動画を再生する予定にしていますので、視聴環境によっては動画がスムースに再生できない可能性があります。

 Wクリック3月例会 中止になりました
 

 Wクリック2月総会・特別講演会
 
   ・25周年記念連載講演

・日時:2021年2月6日(土) (ZOOM会議・会員会議のみ)

・Web.オンライン懇親会(ZOOM)

タイムスケジュール

12:00〜12:45(45分)役員会

13:00~13:10(10分)会員会議

13:10~13:50(40分)総会

13:45〜14:00(10分)休憩

14:00〜14:50(50分)25周年記念連載講演デンチャー 木村義明会員 

14:50〜15:00(10分)休憩  

15:00~15:20(20分)デンチャーディスカッション司会:遊亀裕一幹事長

         (今田裕也会員、澤畠孝重幹事)

15:20〜15:30(10分)休憩

15:30〜16:20(50分)25周年記念連載講演インプラント 中島清史会員

16:20〜16:30(10分)休憩

16:30〜16:50(20分)インプラントディスカッション司会:杉山雅和副会長

         (山口芳正会員、宮澤宗男会員、永井麻衣子幹事)

16:50〜17:00(10分)予備時間

17:00〜19:00(120分)ZOOM 懇親会

演者1 25周年記念連載講演デンチャー 
          木村義明会員 エステティック・アート・デザイン 

「CAD/CAMで製作する高精度なデンチャーメタルフレーム」
3Dプリンター樹脂バージョン

「歯科技工とコンピューター」とのかかわりの歴史は長い年月を経て、加速に拍車がかかっているが、歯科技工の匠の技をどのようにコンピューターを用いて取り入れていくかが、今後の課題である。このデジタルアナログの世界を今回は3Dプリンター樹脂バージョンでご紹介したい。最近では3Dプリンター樹脂の種類も豊富になってきているがコントロールが難しいのが現状であったが、スピードと性能の良い3Dプリンターと樹脂、それに対応した「リン酸塩系埋没材」が発売になり、製作マニュアルが完結した。4年前にはWAXディスクを切削していたが、今はほとんどのデンチャーフレームを3Dプリンター樹脂に切り替えている。3Dプリンター樹脂の使用利点としては何と言っても時間の速さにある。従来のワックスディスク削りと比べると1/5~1/10と格段に速い。 パーシャルフレームに合うシステム選びから、考え方や使い方など順を追って簡単に説明したい。特に今回は樹脂のコントロールに関して順を追ってバイブル的に解説しているので、参考にしていただきたい。3Dプリント樹脂はまだまだと考えておられる方が多いと思いますが、今回を機に再チャレンジしてみてはどうでしょうか?コントロールが樹脂によって非常に難しいのも事実ではありますが、可能性はあると考えています。今後はCADワックス・3Dプリント樹脂・光重合パターンレジンなどを組み合わせて、もう少し踏み込んだものにも挑戦できるのではないかと考えます。3Dプリント樹脂が多くの歯科技工士が使えるようになれば、かなりの労働時間短縮に貢献できるのではないかと考えます

演者2 25周年記念連載講演インプラント 
    中島清史会員 K Nデンタルラボラトリー 

『フェイススキャンを応用したインプラント技工』

現在インプラント技工も急速にデジタル化が進み、ハンドメイドでの技工からデジタル技工への以降が多くなり、診断用ワックスアップ、プロビジョナル、サージカルガイド、インプラント上部構造まで様々なケースの対応が可能になり、IOSなども急速に進んできている。また患者さんの写真を使用しCADソフト内で願望と模型をマッチングさせ、2Dでのデジタルワックスアップなどができるスマイルデザインや、スマイルクリエーターなどはより進化し、願望に対しての3Dデジタルワックスも可能になった。これらを使用し先生とラボが連携する事で、前歯審美領域においてアナログにない活用方法もでき、また先生サイドでは患者さんとのコミュニケーションのツールやコンサル用としても使用する事ができる。さらに患者さんの顔貌を専用のカメラで撮影し、そのデーターを模型と顔貌との座標軸をマッチングし、CAD上でデジタルワックスアップができるフェイススキャンや、またこのデーターにDCOMデーターをアラインしCADで顎運動も可能になり、デジタル補綴も出来るようになってきている。デジタル技工も多様化が進んできている。そこで今回、この顔貌と模型をアラインして製作できるフェイススキャンに焦点を当て、インプラント技工の診断用ワックスアップとインプラント全顎補綴の2ケースを使用した臨床を解説したい。

 Wクリック12月例会
 
   ・特別講演 『前歯CAD/CAM冠』
   ・賛助会員、新製品等の案内 

・12月5日(土)(ZOOM会議・会員会議のみ)

・Web.オンライン懇親会(ZOOM)

タイムスケジュール

 12:00~12:50 (50分) 役員会

 12:45~13:00 (10分) 休憩

 13:00~13:30 (30分) 会員会議

 13:30~13:40 (10分) 休憩

 13:40~14:10 (30分) ①モリタ (小池敏弘 先生)

 14:10~14:40 (30分) ②ジーシー(勇崎圭翔 先生)

 14:40~14:50 (10分) 休憩

 14:50~15:20 (30分) ③トクヤマ(佐々木克典 先生)

 15:20~15:35 (15分) ④質疑応答+ディスカッション

 15:35~15:55 (10分) ⑤賛助会員−須藤:TMS(3Dプリンタの新しい液)

 15:55~16:05 (20分) 休憩

 16:05~16:25 (20分) ⑥賛助会員−加藤:コスモサイン(ジルコニアとシンターリングファーネス)

 16:25~16:45 (20分) ⑦賛助会員−青木:ペントロンジャパン(ルーペについて)

 16:45~16:55 (10分) ⑧質疑応答

 17:00~19:00 (120分) ZOOM懇親会

演者1 小池敏弘 先生 
       株式会社モリタ東京本社 セールスプロモーション部 

『クラレノリタケデンタル社/カタナ アベンシアN 
「特定保険医療材料 058 CAD/CAM冠用材料(Ⅳ)』

アベンシアNは、エナメル色・ボディ色を有し、間に中間層を含む積層構造のブロックです。クラレノリタケ社独自の製造方法で、切端色相当部から歯頚部色相当部にかけて、彩度と透明度が境目なく移行的に変化するマルチレイヤーが大きな特徴です。また、表面滑沢性と滑沢耐久性に優れ、形態修正および咬合調整後などにおける艶出し研磨が短時間で行えるため、作業の効率化が図れます。歯ブラシ等による摩耗に対しても艶の維持が期待されます。ぜひアベンシアNをご採用ください。

演者2 勇崎圭翔 先生 株式会社ジーシー東京支店 

『セラスマートレイヤーを用いた前歯CAD/CAM冠修復』

CAD/CAM冠の保険収載以降、270、300、プライムとラインナップを増やしながら多くの方々からご好評を頂いているセラスマートシリーズに10月1日から新たに前歯用ブロックとしてセラスマートレイヤーが追加となりました。昨今のCAD/CAM冠材料の機能区分変更や適応拡大により臨床への応用、普及が一層進む中で、セラスマートレイヤーを有効に活用するためのポイントや材料の特性、接着ステップなどについて詳しくご紹介させていただきます。

演者3 佐々木 克典 先生
 株式会社 トクヤマデンタル デジタル事業部セールスマーケティンググループ主席 

『前歯保健CAD/CAM冠用ブロック 【エステライトレイヤードブロック】について』

エステライトレイヤードブロックは、CAD/CAM冠用材料(Ⅳ)として保険前歯冠に対応した、積層タイプのCAD/CAM冠用ブロックです。トクヤマデンタルが持つ「スープラナノ球状フィラーテクノロジー」により、高強度・優れた研磨性・つやの持続・滑らかな色調移行性を実現しました。スープラナノ球状フィラーは粒子径が揃った、微細な球状無機フィラーです。高い充填率と微細な球状粒子により高強度と光沢の持続性を両立しました。また、その綺麗な球状によって、臨床上の優れた研磨性と耐摩耗性、低い対合歯摩耗を実感いただけると思います。

賛助会員、新製品等の案内

西村太輝 様 株式会社マシンツール中央 

『作業者と作業スペースの環境を考えた3Dプリンター用レジン『ブーストレジン』について』

2015年「Form2」の取り扱いを始めた当初から、3Dプリンター用樹脂洗浄の際使用するIPA(イソプロピルアルコール)の危険性が気になっており、良い方法を模索してきました。以前にも紹介させて頂いたSLASHシリーズの取り扱い開始以降、脱IPAを進めエタノール系での洗浄を推奨しております。昨年末より歯科医院でお使いいただくケースが大変多くなり、臭い対策、より一層の安全性への要望を数多く頂きました。かねてより脱IPAで様々な洗浄液などを検討してきましたが、視点を変えた水で洗えるレジン、歯科でも使える医療機器として「ブーストレジン」を発売しました。現在のところ模型用のみですがどのような商品か紹介します。

加藤由可子 様 コスモサイン合同会社 

『3DProジルコ二アとAGTファーネス』

ジルコニア材料の進歩により、モノリシック症例の需要が高まっています。急を要する納品や生産性向上のために、スピード焼成の必要性も高まっているようです。今回は、中国Aidite社のジルコニア材料3DProとシンタリングファーネスAGTの紹介をさせて頂きます。3DProは57%の高透過性と1050MPaの高強度を兼ね備え、独自の技術によりシームレスなカラーグラデーションを実現、モノリシック症例に最適なジルコニア材料です。クラシカルなVITAシェードに極めて近い16色とブリーチシェードをラインアップしています。また、3DProを最短150分で焼成できるシンタリングファーネスAGT-Sは発熱体にシリコンカーバイドロッドを採用しているため、長期間にわたり3DPro本来の高い審美性を表現することが可能です。

青木典男 様 ペントロン ジャパン 営業本部 

『双眼ルーペを歯科技工に使用して』

今日、歯科診療(ルーチンワーク)において歯科医師、歯科衛生士はルーペを使用して拡大視することが一般的です。歯科技工での拡大視はマイクロスコープ下での作業が多く、作業席に鏡体部が固定された状態にあり、接眼レンズを覗き、拡大された対象物を見て技工作業を行なっています。ルーペを使用して作業する席を離れての拡大視作業に必要性を感じるかを、弊社が11月に発売を開始した双眼ルーペ「ZUMAX SLHルーペ」を使い(ヘットバンド固定式でLEDライト搭載のモデル)実際に歯科技工での使用実験を行い検証しました。また、歯科診療で扱われる拡大鏡の種類やその特徴について併せて説明したいと思います。

 Wクリック11月例会
 
【会員発表】Wクリック設立25周年記念連載
    テーマ 2 「咬合」
月刊歯科技工11月号連載執筆担当者

・11月7日(土)(ZOOM会議・会員会議のみ)

・Web.オンライン懇親会(ZOOM)

・タイムスケジュール

    12:00~12:45 (45分) 役員会

    12:45~13:00 (15分) 休憩

    13:00~13:30 (30分) 会員会議

    13:30~13:40 (15分) 休憩

    13:45~14:15 (30分) ①長谷川

    14:15~14:45 (30分 ②山崎

    14:45~15:00 (15分) 休憩

    15:00~15:30 (30分) ③吉澤

    15:30~16:00 (30分) ④尾留川

    16:00~16:15 (15分) ⑤質疑応答+ディスカッション

    16:15~16:25 (10分) 休憩

    16:25~16:55 (30分) ⑥崎田

    17:00~19:00 (120分) ZOOM懇親

演者1 長谷川篤史  Organ Dental Lab 

『生体との調和を目指して今日まで学んできたこと』

歯科技工士にとって大切な技術は審美修復や義歯、インプラントなど様々な歯科技術がある中、歯科技工専門学校卒業後、それらの歯科技工技術学びながら、咬合学の学習にも専念してきた。私が理想としているのは、我々が製作した補綴物が患者の口腔内で機能し、調和した補綴物を製作したいと日々考えている。今回私が学んできた咬合のコンセプトと、学んできた歩みを発表したい。

 

演者2 山崎容道   (有)ワイデント

「長期的な安定を目指して」

歯科技工学校を47年前に卒業し東京の院内ラボに就職、自費専門であった歯科医院で咬合理論を教わる。ハノー、デンタータスの咬合器がずらりと並ぶ環境でそれらを駆使し、咬合平面やスピーの湾曲なども考慮しながら補綴物を製作。その後ラボを開業。現在は顎関節症や首肩コリ、噛み合わせに愁訴をもつ患者さんからの治療をしている先生からの仕事もしています。「顎が楽になった」「肩コリがなくなった」などの声を聴くと、自分が作った補綴物が「生きた生体で機能している」と実感できた。咬合に興味を持ったのは就職して2年目の時からで今回はその内容などを話してみます。

演者3 吉澤和之  株式会社オーリアラ

「犬歯誘導・アンテリアガイダンスを再考する」

 私は、毎日のように臨床ケースにおいて「咬合」に関わっています。学生時代から「咬合」というものを習ってきたはずですが、それは一般的に1級咬合の理想的なもので、臨床の現場では、過蓋咬合、切端咬合、反対咬合など様々な噛み合わせの患者さんがいて理想とは言えない中で皆生活しています。中には顎関節症でつらい方もいるかもしれません。日常は、理想とは言えませんが少なくとも患者さんに害のないものを製作しているつもりです。臼歯部においては面接触を避け運動時に干渉のないように、前歯においてはガイドを意識しながら製作に当たっています。今回の発表では少しでも害がなく安心、安全な補綴物を製作するにあたってのアンテリアガイダンス、犬歯誘導について臨床ケースを交えながらお話をしたいと思います。

演者4 尾留川泰志  Bill`s Laboratory

『Wclick25周年記念連載、咬合』に際して。

 私は入会以来、主に咬合にまつわる発表をしてきました。それらを振り返り、反省と今後の課題を見つけられたらと思います。

演者5 崎田竜仁 株式会社 鹿児島ミリングセンター

「ミリングマシンとCAMソフトウェアの選択基準」

9月より前歯のCAD/CAM冠が保険適応となり、単冠はCAD/CAM冠での製作が可能になりました。今回は、CAM機とCAMソフトウェアについて考えたいと思います。大切なのは、どのCAM機を選択するのか?ではなく、どの材料で何を製作するのか?ではないかと考えています。これらについて私見を述べたいと思います。

 

10月 会員発表  Wクリック設立25周年記念連載
テーマ 1 「歯科用CAD/CAMの活用」
月刊歯科技工11月号連載執筆担当者

例会日時/ 会員会議 2020年10月3日(土)PM13:00~16:40 

・タイムスケジュール

    12:00〜12:50 役員会

    13:00~13:20 会員会議

    13:20~13:30 休憩

    13:30〜14:05 白石大典

    14:05〜14:40 難羽康弘

    14:40〜15:15 崎田竜仁

    15:20〜15:30 休憩

    15:30〜16:05 高辻威志

    16:05〜16:40 平野周太郎 

    17:00〜19:00  Zoom懇親会

演者1 白石大典  有限会社 湘南セラミック

『口腔内スキャナーに対応するためのCAD/CAMの精度』

『口腔内スキャナーに対応するためのCAD/CAMの精度』

日本の歯科用CAD/CAMは他国と比べ精度の要求度が高い。また、日本の補綴臨床には高い適

合精度が必要な「インレー」が多く存在する現状もある。従来の精度の基準はメーカー主導で

あったが、デザインソフトや加工機、加工パスの進歩により、我々歯科技工士もある程度、精

度のコントロールが可能となってきた。

口腔内スキャナーの普及が進み、模型にアジャストするという手法が使えなくなり、無調整

で高度な適合精度が必要となってきた。口腔内スキャナーデータの特徴を理解し、デザインソ

フトや加工機、加工パスの設定を極める必要があるので解説する。

 

演者2 難羽康博    アスパイア

『精度』におけるCAD/CAMのパラダイムシフト

CAD/CAMが歯科技工に与えた影響は、とてつもなく大きい。

「インスツルメントがマウスに変わっただけ」などというレベルではなく、

パラダイムシフト(考え方・価値観が劇的に変化すること)が起こったのである。

CADソフトの『精度』設定を例にして、このパラダイムシフトについて述べる。

また、高価なCAD/CAM機器購入・年間維持費など、アナログ時代にはなかった経費が

発生する中、今後のラボの方向性についての私見を述べる。

演者3 平野周太朗 ケン・デンタリックス株式会社

「CAD/CAMの進化によるメタル加工の可能性」

色調再現の向上により、フルフォームでのジルコニアでの補綴が主流になりつつある現状ですが、インプラント上部構造、ロングスパンのケースにおいてはまだまだメタルを使用した補綴の需要があり、特に「たわみ」による影響を受けず、低コストのコバルトクロームは今後も補綴物の選択肢として残っていく材料ではないでしょうか。

近年ではメタルのCAD/CAMでの加工がCAM機の小型化によりインハウスでの製作も可能になっています。

今回はメタルフレームのインハウスでのCAD/CAM加工の弊社での取り組みを紹介させて頂きます。

演者4 高辻威志  J.ジョークラフト

「CANON のCAM機について」

今回は今年の1月に発売されたキャノン電子CAMについて連載の中の1部を担当しました そこで当ラボで以前から使用していたCAM機との違いや、キャムの大切さなど 今になって気付かされた所があります スタッフ任せにしている私ですが 私なりの見方でお話しさせて頂きます

9月 特別講演会
・9月5日(土)(ZOOM会議・会員会議のみ)
・Web.オンライン懇親会(ZOOM)

例会日時/ 会員会議 2020年9月5日(土)PM13:00~16:40 

 タイムスケジュール

 12:00〜12:50 役員会

 13:00〜14:30 会員会議+前回休んだ会員の近況報告

 14:30〜16:30 特別講演1(難羽康博先生)

 16:40〜17:00 特別講演2(捻金良太郎先生,ストローマン・J株式会社)

 17:00〜19:00 Zoom懇親会

演者1 難羽康博 先生

無料のインプラントサージカルガイド・デザインソフト
『 BlueSkyPlan 』の使い方セミナー 

BlueSkyBio社のデザインソフト『 BlueSkyLan 』は、無料であ りながら、臨床的には十分な機能を持っており、世界中で使用されています。 (デザインした後に stlデータとしてエクスポートする時に料金が発生します 。)『 BlueSkyLan 』は今年、日本語化され、バージョンアップされて、使い良いソフトになっており、使わない手はないと思います。また、ガイドのデザイン以外に「マウスピース矯正(いわゆるインビザライン)」のデザイン、3Dプリンター用のモデル制作、フルデンチャー、クラウンブリッジのデザイン(ベータ版)も含まれています。 この『 BlueSkyLan 』の解説と、使い方を、デモをしながらお話しします。

※ソフトの使い方のセミナーであり、インプラントのセミナーではありません。

※臨床ケースのプレゼンはありません。

演者2 捻金良太郎 先生

Straumann CARESガイドシステムについて

今日、患者様は最小限の診療予約回数で、高い効果と審美的成果を求める傾向にあります。このような期待に添うため、治療チームのシームレスなコラボレーションは不可欠です。外科的処置時の効率向上とチェアサイド時間の短縮を実現するためにインプラントプランニング、ラボサイドでのCARES統合ワークフローのご紹介をさせていただきます。

7月 例会をWeb 会議
・7月4日(土)(ZOOM会議・会員会議のみ)
・Web.オンライン懇親会(ZOOM)

例会日時/ 会員会議 2020年7月4日(土)PM13:00~16:40 

 タイムスケジュール

12:00~12:40 役員会議

13:00~16:40 会員発表

17:00〜19:00 Webオンライン懇親会

 

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[会員発表]

出席者全員 近況報告を1人5分程度行う

内容:仕事量・現在の状況・ウイルス対策・助成金、補助金等お金に関する対策・ 

周辺の感染状況 などについて

6月 例会の内容 2020年6月6日(土)

『☆Wクリック6月例会 zoom会員会議』13:00~16:00
『☆Wクリック6月zoom懇親会』17:00~19:00
 

1.橘田 修

「雇用調整助成金について」

COVIT-19の影響は歯科界および技工業界も例外ではありません。当社でも4月は売上の落ち込みと受注量の落ち込みがあり、現状で人員の投入調整が必要な事態になっています。今回は皆様も既にご存知の雇用調整助成金についてお話いたします。従業員を休業させた時の休業手当に対しての助成金となりますが、報道では複雑で難解な申請のようにいわれています。現在申請の手続きを進めている最中ですので、発表日までには具体的な申請の仕方までのお話ができればと思います。

 

2.松風(安孫子 貴祐)

「次世代の除菌・抗菌技術「バイオトロール®」による感染予防対策の提案」
 
~「バイオサニタイザーⅡ」・「バイオサニタイザーワイプ」のご案内~

今般、新型コロナウィルス感染が世界的に蔓延し感染予防対策は大きなテーマとなっておりますが、貴会の皆様におかれましてもご自身やご家族、職場や従業員、歯科医院や患者の方々へのご配慮に日々試行錯誤されていることと存じます。弊社では多数の衛生用製品を取り扱っておりますが、感染予防対策にお役立ていただける製品として「バイオトロール®」抗菌技術を取り入れた「バイオサニタイザー・シリーズ」をご案内さていただきます。感染対策の先進国であるイギリスで開発された「バイオトロール®」は、除菌・抗菌効果の持続性を特徴とした技術で世界各国の特許を取得、また食品業界など他業種でも採用実績があり、弊社の衛生用製品では「バイオサニタイザーII」と「バイオサニタイザーワイプ」にその技術が採用されております。本製品はラボサイドでも試適後の補綴物や模型運搬ケース等、感染が予測される環境の清掃など様々な場面で活用でき今後ますます重要となる感染予防対策の一環としてご使用いただけます。新型コロナウィルス対策の可能性を含め、次世代の除菌・抗菌技術「バイオトロール®」の解説ならびに衛生用製品「バイオサニタイザーII」と「バイオサニタイザーワイプ」の特性や使用方法について発表させていただきます。

3.トクヤマ(佐々木 克典)

「トクヤマデントジアについて」

2020年はまだ一年の半分も過ぎていませんが、今年の最も大きな出来事は「COVIT-19 新型コロナウィルス」といっても過言ではないと思います。トクヤマデンタルでは近年高まりつつある感染予防への取り組みのひとつとして、次亜塩素酸を利用した「 トクヤマデントジア」を2018年9月より発売しました。発売以来多くの皆様の臨床現場でご使用いただき、歯科医療に携わる方々の健康を守るアイテムの一つとなっております。

特に新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令されてからは、今まで以上に感染予防への関心は高まり、日々お問い合わせをいただいている状況です。今回の発表ではトクヤマデントジアに関して詳しくお話させていただき、「高い除菌力」 「使用の簡便さ」「人体へのやさしさ」「高い品質」等を皆様にご理解いただきます。 

5月 例会の内容 2020年5月9日(土)

『☆Wクリック5月例会 zoom会員会議』
『☆Wクリック5月zoom懇親会』

4月 例会の内容 2020年4月4日(土)

『☆Wクリック4月例会 中止』
『☆Wクリック4月懇親会中止』

3月 例会の内容 2020年3月7日(土)

『☆Wクリック4月例会 中止』
『☆Wクリック4月懇親会中止』

2月 特別講演会の内容

『デジログデンティストリー 4.0』

 齋藤 真行     ●Saki Lab Eshetics LLC(ボストン)開業

歯科医療のグローバルスタンダードとは?渡米後、そんなことを自問自答しながら患者、歯科医師と向き合ってきました。そして、日本から見た世界基準と海外で感じたそれは全く違ったものでした。臨床における理想型として、『機能と審美の両立』と表現されることが多いですが、私たちが向き合っている日々の臨床では、図らずもそれらがトレードオフの関係になってしまうことも少なくありません。今回は限られた条件の中で患者の満足度を上げるためにしていることをお伝えします。 

2019年12月 定例会

2019年12月7日/連合会館 501会議室/13:30〜17:00

会員発表/千葉慎太郎、加賀良隆、山口芳正 、山崎容道、白石大典

12月 定例会の内容

『何を求めて今迄、これから』

千葉慎太郎 ●ウィング千葉・デンタルラボラトリー

『何を求めて今迄、これから』

千葉慎太郎 ●ウィング千葉・デンタルラボラトリー

中学の時「歯科技工士って儲かるんだって!」母の魅力有る一言が気になり、私の中の普通高校に進んで大学に行ってという進路が技工士学校になった。細かな作業が苦にならないので無事に卒業・就職。入社した会社の上司達は、すごく稼いでいた。私もいずれは上司達のように儲かるんだろう。やはり魅力有る仕事に思えた。何年かして、何度か自分の製作した補綴物セットに立ち合う機会がやって来た。「有難うございます。」と患者さんやドクターに言われ、私の内に「儲かる」以外の感情が現れた。「儲かる」よりももっと頑張れる気になった。現在頑張れている技工士ならば誰もが経験したこの気持ちを、まだ経験していない人達にどう伝えていけるのかを自身の経験を振り返りながら今回の発表としたい。

12月 定例会の内容

『自分の過去から見えてくる幾つかのヒント』

加賀良隆 ●(有)ケイワークス

皆さんは何故歯科技工士になりましたか? どのようにしてこの職業を知りましたか?私が歯科技工士になって17年が経ちました。そこで自分の過去を振り返り、『自分に大きく影響を与えたものは何なのか?』『何故、歯科技工士になったのか?』『きっかけは何だっただろう?』そんな回想をする中で感じたことをお話ししたいと思います。また先日行われた社内研修で講師の先生からある言葉をいただき、その言葉により“忘れかけていた大切なこと”を思い出しました。そのエピソードを少し紹介させていただきます。

12月 定例会の内容

『特許について』

山口芳正 ●(有)フェスタデンタルテクノロジー

独自に開発したCAD/CAMシステムについて共同開発会社の推奨もあって特許を取ることになりました。しかしながら、二十年の占有期間のうち半分以上が経過しましたがいまだに一円の儲けも無く徒労に終わっています。今回は、自身が体験してきた特許についての出願から獲得までの流れ、費用、もしかしたら特許侵害事例発生?など、今後皆様が出願されるときの参考になるお話になれば幸いに思います。

12月 定例会の内容

『脳出血と脳梗塞になって』

山崎容道 ●(有)ワイデント

昨年6月に脳出血を起こして右半身がマヒになりました。退院してリハビリを続け順調に回復しておりましたが11月に脳梗塞を起こし左半身がマヒになってしまいました。現在はリハビリの効果で殆ど問題なく過ごして仕事もこなしています。まだ話は聞き取りにくいかとは思いますが、病気になった時はどんな状態だったのか、入院中の様子はどんなだったか、などをお話して皆さんの身体の健康と病気の予防に少しでもお役にたてればと思います。

12月 定例会の内容

『日本のもの作りへの拘りと歯科技工士の魅力』

白石大典 ●(有)湘南セラミック

本年度のWクリック例会発表のテーマは「歯科技工を魅力有る仕事にするために」でした。このテーマを提案した経緯は、歯科技工士の高齢化、若い歯科技工士の高い離職率、技工士学校の生徒減少や閉校などの情報が行き交い、このままでは歯科技工士がいなくなるのではないかという不安があったからでした。そこで、このテーマに対し、日本のCAD/CAMシステムを使ったデジタル技工は世界一繊細で、高精度であることを日本の若い歯科技工士に伝えたいと強く思いました。日本のデジタル技工が他国とは違うと感じたのは、IDSへの参加や、海外ラボの見学を通し海外のデジタル技工を垣間見たからです。最近日本のもの作りへの拘りが他業種でも注目され、若者が興味を持つことがあると耳にすることがあります。そのMade in JAPANブランドを再認識する事が歯科技工という仕事が魅力的にするのではないかと思い、この演題にしました。しかし、一年間Wクリックのみなさんの発表などを聞き、もっと大切なことがあると気付きましたので、今回一年を通して気付いた事を発表させていただきます。

2019年11月 定例会

2019年11月2日/連合会館 501会議室/14:00〜17:00

会員発表/遊亀裕一、平野周太郎、尾留川泰志、(有)FEA

11月 定例会の内容

『インプラント周囲炎の発症を軽減させる上部構造形態』

遊亀裕一 ●(有)山手デンタルアート

現在のインプラント治療は、予知性の高い包括的⻭周治療として定着しています。 しかし、インプラント治療の普及に伴い、インプラント周囲疾患の発症頻度が4割を超え、その失敗も多く報告されるようになりました。失敗の初期症状のひとつであるインプラント周囲炎には、インプラント体に定着した細菌とそれにかかる力が関与しています。また、インプラント周囲炎は天然歯における歯周病との関連が深く、インプラントを長期的に安定した状態で維持していくには、天然歯を含めたトータルな口腔ケアが重要なポイントになっています。そのため、インプラント周囲組織を長期間健康な状態で維持するには、インプラント上部構造における形態は重要な要素のひとつとなります。そこで今回は、インプラント周囲炎に関するsystematic review を紹介し、歯科技工士の視点からインプラント周囲炎発症率の軽減を目的とした、広義におけるインプラント上部構造の歯肉貫通部形態に焦点を当てて考察します。

新着情報

2020 / 1 / 15
ホームページをリニューアルしました
2021/ 5/8
活動内容頁にWクリック25周年記念連載の画像を掲載しています。
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